さよなら京急2000形

巡回先のブログを見ていたら、京急のサヨナラ2000形切符の話を見かけました。ああ、もう出てたのか*1。昨日、京急に乗ったのに。ちょっとほしい気がするのですが、もう物理的なものは集めないことにしているので...。

京急2000形電車(けいきゅう2000がたでんしゃ)は、1982年(昭和57年)12月27日に営業運転を開始した京浜急行電鉄の電車。おもに快速特急用として設計され、1987年(昭和62年)にかけて72両が製造された。快速特急を中心とした優等列車に運用された後、1998年(平成10年)に後継の2100形が登場したのに伴い、2000年(平成12年)にかけて通勤形車両に格下げ改造された。

Wikipediaより引用

3月25日に最後まで残った2011編成によるおわかれ運転が行われるそうです。この日は大変なことになりそうです。引退後どうなるのかわからないですが、京急新本社ビルにできるミュージアムに残してほしいです。

2000形の思い出

600形(二代目)の後継として二扉クロスシート快特用車両として登場した2000形。600、700、旧1000といった昭和の京急顔ばかりだったころに登場しただるまさん、800形に続いて登場した2000形は、中学生だった自分には次世代を感じさせる「かっこいい電車」でした。二代目600形も好きでしたけど、やはり、新しいかっこいいものにワクワクしました。その後の中学、高校、大学時代は2000形の全盛期をともに過ごしてきた感があります。800形から2000形にかけての時代は省エネが叫ばれた時代です。800形も省エネを打ち出していましたし、航空業界ではボーイングが767を投入して、やはり省エネと新世代の電子化を売りにしていました。そういう時代だったのです。
2000形は1983年に、次点の200形新幹線に倍近い差を付けてブルーリボン賞を受賞しました*2

就職してからは京急に乗る機会が減ってしまいましたが、たまに乗る時に2000形が来るとうれしかったものです。その後、新600形、新1000形等が登場し、さらにドレミファインバータ、優等列車用の後継車の2100形が出ましたが、やはり他と違う顔の2000形は一番好きでした。3扉になっても白線が細くなっても、2000形は2000形だったのですが、先に登場した800形より早く引退することになってしまいました。先代の600形は加減速性能が悪かったがゆえに、生涯快特運用に就いていましたが、2000形は性能も悪くはなく、3扉化されたこともあって格下げ運用されていましたが、そのおかげでエアポート急行でたまに乗ってました。

*1:京急金沢文庫駅限定2018セット販売だそうです。

*2:京急ブルーリボン賞を受賞したのは2000形のみ。ローレル賞は800形のみ。800形と2000形は京急の星だったのです。