EU離脱の件

今になってやり直しを求める声が上がったりしているようで、いや、自分たちで決めたんじゃんと思ったのですが、日経新聞によると「自分の投票を後悔」しているとの声も上がってるとか。ま、日本もちょっと前に試しに政権を任せてみてくださいとか言われて、本当に政権交代を起こしちゃったことがありました。

ただ、試しに野党に入れてみて後悔した、与党に反省を促すためにあえて野党に入れて後悔した、というのは分かりますが、残留と離脱の投票はそういうものでもないような気がするのですけど、どうなんでしょう。
離脱に投票した男性とやらがイギリスのテレビ番組で、自分の票に関係なく残留が勝つと思っていた、とか答えているとか。別の女性の離脱に投票したけど九に現実味が湧いてくると後悔したという方はまだ分からなくもないですが、なんで自分が思っていたのと逆に投票したのか意味が分かりません。与党の勝ち過ぎはよくないから野党に入れるはわかりますけど、残留が勝ちすぎたって別に問題はないのでは。
どの政党に票を入れるかは、ある政党のこの政策には賛成だが、別の政策には反対とかいうことはままるので、勝ち過ぎはよくないというのはわかります。が、EU離脱の件は残るか離脱かのどちらかであって、ある分野では残るけど、別のとこでは離脱、なんてことはないわけですから。
まあ、おそらく深く考えずに離脱に投票したけど、急に不安になったことをごまかすための方便なのかとは思います。