食事記録アプリの比較

Silmeeからの乗換を契機に、食事記録アプリをしばらく試してみたので、その比較を独断と偏見でお届けします。

MyFitnessPal

UIとかはよいのですが、検索が残念すぎて。バーコード機能も便利と言えば便利ですが、結局出てこないものも多いし、自分で登録した食品をバーコードと紐付けられないみたいなのであまり意味がないです。アプリからの食品登録時の単位が日本語を受けつけないので「個」とか入力できません。WEBからだと問題ないのですが。

あと、一般的なメニューがとても入力しにくいです。例えば「目玉焼き」だと出てこない。「egg,flied」とかになります。UIは日本語化されているので困ることはないですが、肝心のデータがユーザ頼みで間違いも多い*1し、偏っているので、コンビニやファーストフード中心の生活でない方は色々厳しいかと。
よく食べる食品をまとめて入力できたりと、入力機能自体は使い勝手が良いだけに検索とデータのダメさ加減が残念なソフトです。おそらく、欧米人には使いやすいのかと思います。

他に摂取水分量や体重を管理することが可能です。Fitbit等の活動量計と連動する機能があって、設定をしたはずなのですが、うまく連動してくれませんでした。設定が悪いのかもしれません。

Fitbit

活動量計と連動するためのアプリですが、アプリ単独でも使えますし、食事や摂取水分の記録ができます。

UIはMyFitnessPalと比べてしまうと物足りない面もあります。バーコード読み取りとかないですし*2。でもまあ、そこそこ使い勝手も良いです。成分量が1g単位なのがちょっと微妙ですが、まあ、そこはデータ登録時に四捨五入してあげる必要があるくらいです。

難点は基本的にアプリローカルにデータを持っていること。WEBのサービスもあって、朝食、昼食、夕食、おやつ間食というカテゴリ毎のカロリーについては連携していますが、細かい食品毎のデータは連係していません。クラウドで管理するMyFitnessPalとは正反対になります。

活動量計のアプリなので、歩数、移動距離(歩数と歩幅での換算)、消費カロリー、睡眠時間、心拍、階段上がった階数(あてにならない)等も管理できます。活動量計がないと意味がないですが、一応、手入力もできます。

ただ、最初アプリの方でアカウントの登録がうまくいかなかったのでPCからアカウント登録したところ、連携が中途半端な状態になっています。WEBのダッシュボードには「ペアリングされているデバイスはありません」と出てきますが、アプリに入力したデータは連係されているようです。逆に言うと活動量計から持ってくるようなデータの表示がありません。なんか中途半端な状況になっているようです。

まとめ

この2アプリだけ比較すると、どっちもどっちなので微妙なところです。ただ、Fitbitはどのみち活動量計の付属アプリとして使わなければならないので、それに加えてMyFitnessPalが必要かどうか、ということになるかと思います。

あとは有名どころとしては「あすけん」を試してないので、こちらも試してみたいです。ただ、ここは会社からだとSNS扱いでアクセスできないのが難点。

*1:炭水化物と糖質と食物繊維の当たりが混同されたデータも多い。

*2:その割にカメラの権限を要求しますが、どこかでカメラを使ったろうか。