日韓会談で合意

まだ詳細が分かりませんが、会談後の記者会見で日韓双方が何らかの合意をしたことを発表したようです。解決しなかった、以外の合意はあり得ないと思っていたので非常に残念です。

責任

今回の件については、安倍首相が責任を全て取るとのことです。万が一にも、仮に「当時の」であろうと、政府や軍による責任を認める発言や、相手がそう受け取って吹聴し出すようなことを口にしてしまった場合には、坊ちゃんには辞めていただくしかないですね*1。まあ、後任が特に思いつかないのが問題ですけど。

最終的合意云々は、どうせあちらは一切口にしないでしょうが、したところで「あの時は不当な圧力があってそうせざるを得なかった」とか後で言い出すのがわかりきっているので、そこは期待していません。50年前と同様、それは別の問題とか言い逃れするのは目に見えてますので。

像の移転についてもどうせやりはしないのでそこもどうでもよいです。絵空事なんて聞いても意味がありません。

要は、恥知らずの韓国政府が責任を持った回答をする等という幻想は一切抱いていないので、「合意」はあり得ないというのが自分の考えです。今回の会談についてあちらから流れてくる話もすべて、自分たちは悪くない、悪いのは日本政府だ、という話ばかりじゃないですか。協議の当事者意識というものが欠片も見えません。まるで日本政府が案を出してそれを恥知らずの韓国政府が承認するか否かというかの話のようです。話し合いができない国と話し合う必要はありません。断交しろとまでは言いませんが、こちらからもう話をする必要はありません。

今回の件で万が一でも合意したのだとしたら、安倍内閣の退陣しかありません。1000年の禍根を残す合意(どうせ反故にされるのだから、単純に反日プロパガンダに利用されるだけで合意でもなんでもない空手形)を行った、史上最悪の宰相として歴史に名を残すことになるでしょう。

軍の関与を認める

最悪の妥協をしてしまったようです。どうも、「軍の関与」を認めてしまったようです。これはもう、後々で「政府間では決着がついたかもしれないが、慰安婦個人への補償はまだ」とかいう話になって、我も我もと「慰安婦」が名乗り出てきて、「民事訴訟」が発生するでしょう。恥知らずの韓国政府は民間の訴訟だから関係ないと平気で言い出すでしょう。最低最悪の「合意」です。
軍による関与を認めたと言うことは、もう「少女像」は未来永劫撤去されないのですが。だって、彼らの言う「事実」を認めたのですから。事実なのだから撤去はできないというのがあちらの主張です。それに対しては事実ではないと言わなければならなかったのに、今回、ついに認めてしまいました。政府の約束も全くアテにはできませんが、民間レベルでは今後も活動が続くでしょうね。あちらは納得できないと言い続ければよいのですから。
10億円は仕方ないとしても、この軍、政府の関与と責任を認めた発言は未来永劫慰安婦慰安婦と言われ続けることを決定づけたわけで、こればかりは許せません。今まで日韓基本条約で解決済みと言ってきたのは国民を騙していたということになるのですが、そういうことでよいのですね?

台湾政府も便乗

台湾も韓国と合意するならば同様なものを要求とか言い始めたそうです。まあ、裏には対岸の息がかかっているのでしょう。本当にどうなるにしろ、そもそも今回の話が出てきた経緯とか明かしてもらわないと納得がいかないです。

*1:辞めたところでもう取り返しはつかないのですが。