次期端末選び

XPERIA X Performanceにがっかりして次期端末選びが迷走し始めたのが前回までのあらすじ。htc10とかHUAWEI P9とか見ているうちに韓国面に落ちてGALAXY S7 edgeもいろいろ面白いかな、とか思い始めてきました。
edgeスクリーンは実用性については今一つ(特に両サイドにある意味があまりない?)のようですが、ゲーム関係の機能が充実してますね。スクリーンショットと録画機能はXPERIAにもありますが(ただし、録画はXシリーズから廃止された模様)。SONYは一時期ケータイでゲーム機のリモート操作とか売りにしてましたが、そんなまどろっこしいことは普通はしませんよね。WALKMAN関連技術はXPERIAにも取り込まれてきてますが、PlayStation技術は取り込まれてません。その辺、未だにオールSONYを打ち出せないのがSONYの弱いところでしょうか*1

回線契約

htc10は技適を考えるとau一択なので、auの新規契約が必要です。S7の場合、ドコモとauで出ています。ドコモは現在かけホーダイでデータSパック(2GB)で通話中心(XPERIA Z3 Compact)にして、IIJmioのファミリープランでデータ通信をまかなっている(XPERIA Z5+モバイルルータMR04LN)状態なので、これを5GBのデータパックに変えてZ3+S7にすれば、以下の加算額になると計算しました(一括にしろ分割にしろ、本来は端末代が入るのですが、月額の通信代だけで考えます)。

S7分のデータプラン +1,700円
S7分のシェアオプション +500円
データSパック→データMパックの差額 +1,500円
シェアパック5のずっとドコモ割 -100円
SPモード +300円
合計 +3,900円

以前にこれを検討した時は、MVNOなら1台追加がもっと安いので意味がない、という結論を出しました。が、MVNOは「格安SIM」と言われるようになんか値段の安さばかりが話題になっている状況です。ハイエンド端末の供給はキャリア頼みで、そのキャリアは総務省の中途半端な施策のおかげでApple優遇は残し、実質端末代値上げ。おかげで今までなら0円とかで契約した新端末が白ROM市場に流れて、MVNOでハイエンド端末を使う人に供給されていたのですが、それが厳しくなりました。
そのため、技適がないのを承知で海外端末を入手するか、高い白ROM端末を買うかしか手がない状況です。たとえば、IIJmioは最近端末ラインナップにHUAWEI P9 liteを加えましたが、P9はスルーです(まあ、P9は量販店で買えますけど)。
格安SIM」の利用者はランニングコストを抑えたいのであって、端末コストまで抑えたい人ばかりではないのです。

閑話休題。こんな状況だと、お高いけど回線速度が比較的維持されるキャリア契約の端末を増やすのも手かな、という気も少しします(とは言え、ドコモは本家とMVNOでそんなに差はないイメージですけど*2au系の場合、混雑時はau>UQmobile>>>>mineo(a)の様ですけど)*3

ただ、上記定点観測のau系の記事を見ると、ドコモより圧倒的に速いのが気になります。計測が横浜駅西口と港区内と割と被る(港区は広いですけど)ので、傾向的には同じようになるのかな、という気がするのでなおさら気になります。たしかに、昔auを使っていた時も、つながるところではドコモより早かったような気はします。
ただ、うちの地元の方のトンネルが連続するところでは、トンネル内はともかく、トンネル間もauはなかなか電波が復帰しなかったりするのです。その辺はやはりドコモの方が上かと思います*4

というわけで、まずはau系は少し気にしつつも、ドコモ本家系で増設して様子見しようか。

*1:まあ、SCE自体がちょっとSONYの本流から離れた位置にあった感じも否めませんけど。いいものはいろいろあるのに、バラバラで同じようなことをやって総合力を発揮できないのと、やたら独自規格に走るのが昔からのSONYの悪いところ。

*2:ITmediaの定点観測を参考にすると、空いている時間の最大速度は一部MVNOがドコモ本家よりもかなり速いですが、昼の混雑時間帯はMVNOが軒並み鈍足化するなか、本家はかえって午前中よりも速いというよくわからない結果だったりします。業務利用が多い?

*3:ついでに言えば、データパックを変えずにIIJmioのまま運用すれば+2,400円。実際には月々サポート割で700円くらい引かれるので+1,700円くらいか。1,500円の差額をセコセコ運用しなくてよい精神衛生と回線速度の保険として高いと思うかどうかの問題です。

*4:その昔、横須賀線の品川〜東京の地下区間はドコモしか使えなかった。今は3社共同アンテナが立ったようです。