今日の気になる

NHK紅白

昨日正式に発表されました。
司会者の男性はまあ分かるとして、女性はどういう選考基準なんでしょう。その年の大河とか朝ドラとかから選ばれることが多いような印象ですけど、そういうのではない*1し。ちょっと大丈夫かなと心配になります。
司会はそれくらいにして出場歌手。まあ、特に思い入れもない(思い入れのあるような歌手は紅白には出てこない)ので割とどうでもよいのですが、アニソン枠が水樹奈々からラブライブ(μ's)に変わりましたね。どちらも思い入れはないのでどちらでも構わない*2のですが、まあ、正直、お茶の間的には普通にAKBっぽく見えなくもないラブライブの方がわかりやすいんじゃないですかね*3
そうそう、復活「レベッカ」が見たさ半分怖さ半分でしょうか。復活はうれしいですが、どこかの番組で復活後のレベッカを聞きましたが、正直、NOKKOさんの声量が出てない感じがしました。往年のバンドの復活というのは諸刃の剣だよなと改めて感じました。というか、ゴールデンボンバーがまだ残ってるのがすごいと思いました(小並感)。

朝ドラ

上で朝ドラ(朝の連続テレビ小説)の話が出たのでついでに朝ドラの視聴率の話。

個人的には学校、会社もあるので大して見ていません。土曜の朝とか昼につきあいで見るくらいで。割と追っかけてみてたのが「ほんまもん」、「てるてる家族」、「ちりとてちん」くらいでしょうか。当然、見てない回の方が多いです。どうも「ちゅらさん」が徹底的に合わなかった*4のがトラウマになって朝ドラからは一歩引いてました。
でまあ、案の定「あまちゃん」にややはまって途中からは全部見ました。「あさが来た」は今のところ1話から全部見てます*5
で、視聴率の話です。それまで91年のリメイク版「君の名は」が多少ずっこけて29.1%だったものの、30%は当たり前だった朝ドラですが、94年上の「かりん」の31.4%から下の「ぴあの」に変わると25.5%に急落します。以後、朝ドラは一度も30%の壁を越えていません。95年の「走らんか!」で20.5%まで落ち込み、以後、「ふたりっ子」、「あぐり」で多少巻き返し、ここの作品ででこぼこはあるものの、長期的に見れば右肩下がりが続きます。00年下の「オードリー」で再び20%そこそこまで落ち込み、そこからなんとか踏みとどまるものの、03年下の「てるてる家族」でついに20%割れの18.9%を記録します。そうすると今度は20%を超えることができない状態が続きます。06年上の「純情きらり」と07年上の「どんど晴れ」は19.4%とあと一歩でしたが、それ以外は16%がよいとこ。09年下の「ウェルかめ」ではついに史上最低の13.5%を記録します。
まあ、朝の忙しい時間でそもそもリアルタイムで何かみないよということもあるかと思います。録画しても視聴率にはカウントされませんから。とはいえ、さすがにまずいと思ったNHKは放送開始を8時15分から15分繰り上げて8時に変更します。その最初が10年上の「ゲゲゲの女房」で、それなりにおもしろかったこともあって18.6%まで回復します。その後は多少のでこぼこはありますが、じわじわと上がり始め、12年上の「梅ちゃん先生」で20.7%と03年上の「こころ」以来の20%超えを果たします。まあ、次の「純と愛」でずっこけたものの、14年上の「花子とアン」までは上がり続けました*6。が、その後の「マッサン」、「まれ」はやや低下傾向。そして「あさが来た」ははんば博打のような賭に出たのですが、今のところ視聴率は好調です。現時点の数字を比較しても仕方ないですが、2010年度以降で2位の「ごちそうさん」に並んだ状態です。
と言うわけで、ざっと朝ドラの視聴率の推移を見てきたのですが、それにしても94年は何があったのでしょう。ここでがたっと視聴率が下がっているのです。まあ、景気が悪くなったというのはあるのでしょうけど、微妙に時期がずれているのです。普通、失われた10年というと1991年からを指すのですが、朝ドラについて言えば94年からになるみたいです。

*1:まあ、爆死大河の井上真央は当人の責任ではないけどまあ難しいですよね。同じく爆死の「まれ」から土屋太鳳ってわけにもいかないでしょう。あれ、でも「まれ」は視聴率的には悪くはなかったですよね。あまちゃん以来たまたま好調だったから「まれ」の視聴率は低く見えますけど、もっと低い作品はいくつもありますから。化け物の「おしん」はともかく、30%は当たり前って頃とは違いますからね。個人的には好き嫌い以前に訳が分からない作品でしたけど。まれにしろ家族にしろ、悪い意味でいい加減すぎて。

*2:シンデレラガールズが出てくれれば別ですが、そうすると本家を差し置いてみたいなことを言い出す原理主義者がいそうですし。AKBグループみたいに、アイマス、グリマス、デレマス勢が勢揃いでメドレーとかやったら面白そうですけど、そんな力はないでしょうから。

*3:水樹奈々は個人的には言われる程疑うまいとは思わないのですが、それを置いておいてもアニソンというより「水樹奈々」って感じで、好き嫌いが分かれるのでは。若者文化に理解があります的なことを見せるには水樹奈々よりはラブライブでしょう。来年からEテレで(再)放送しますし。流行語大賞に「ラブライバー」が入っている辺り、誰か流行らせたい人が居るのでしょう。水樹奈々NHKの貢献云々言う人が居ましたが、それは色んな番組に出させてもらっただけではないかと思うのですが。別に水樹奈々が出たら視聴率が上がった、と言うわけでもないでしょう? まあ、アニソン枠ではあまりガチ勢は出せないのでしょうね。所詮色物枠なので、色物的なものをちゃんと持ってこないと。それが今年はラブライブだったのでしょう。ご参考までにGoogleトレンドで過去1年のトレンドを比較すると、「水樹奈々」と「ミューズ」はまあどっこいどっこいですが、「ラブライブ」だと圧倒的です。なんか売り上げ的なデータがないかと思ってみてみると、2000〜2015年アニソンシングル売り上げTOP100というのがありました。これ見ると1位の進撃の巨人、2位のけいおん!に続いて、確かに3位に水樹奈々も関わっているヴヴヴのOPが入っています。が、これコラボですし。下に目を移すと15位に同じくヴヴヴがあります。単独で出てくるのは26位の劇場なのはの主題歌が最高位です。一体、ここまでにラブライブ関連が何曲入っているかというと2曲です。さらに30位までには3曲が入っています。つまり、シングルの売り上げだけ見れば大したことないわけです。時期的にけいおん!が強いですね。あとはガンダムSEED系が強いです。歴代OP/EDが結構30位までに入っています。まあ、水樹奈々の場合は固定層のアルバム購入が多いのでしょう。あとは2015年アニソン売り上げトップ10というのも見たけど、こちらは6曲がラブライブ水樹奈々はありません。そうなるとまあ、今回の人選は妥当な線ですよね。売れてるのかなと思っていた藍井エイルとかもトップ10に入ってなかったりするのですが。デレマスが1曲だけ入ってました。と言うか、なんかラブライブがアニソン界のAKBグループになってきたような。となるとアイマス勢はは乃木坂とかももクロ?なんて言うと、ファンに怒られるか。あくまで立ち位置というか、相対的な関係の話ですので。というか、そもそも水樹奈々は演歌志望だったのでは。長山洋子みたいに演歌歌手専業に転向した方がよいかと思います。声優としてはほとんどシリーズもののみに近い状況ですし。歌手活動もする声優と言うよりは声優の皮を被った歌手ですよね。中途半端な活動をしているから中途半端なのではないでしょうか。紅白とかのど自慢で水樹奈々が出てきた時の何とも言えない空気は非オタの家族を持っている方は分かるかと。ラブライブならAKBみたいなものとして理解されるかと思います。なお、売り上げが全てではないなんてことは十分分かってます。昔からメジャーに背を向けてマイナー方面ばかり聴いてましたから。

*4:ちゅらさんで唯一評価してるのは、菅野美穂演じる人物がちゅらさんたちが「沖縄は〜、沖縄は〜」と言ってることにキレるシーン。地方から上京した人には分からないでしょうね。

*5:今週は23日分までですけど

*6:あまちゃん」は通しの平均視聴率では20.6%と大したことなかったりします。昔の化け物級の作品と比べるべくもないのは確かですが、1年前の「梅ちゃん先生」にもわずかに及ばないですから。