花燃ゆ

いよいよ幕府との戦闘なのですが、まあ、ろくに合戦も無ければ船同士の砲撃戦もなく、船の中から「撃てー」とか言っているだけ。戊辰戦争も遠い京都のことだから戦って勝ちました、程度なんでしょうね。
美和もついに中老と言うことで、来週からは「奥編」の番宣やポスターに出てきた立派な衣装を着るのでしょうか。奥の中で立身出世したわけですが、なんか単に姫に気に入られてひいきされたようにしか見えないのが今回の大河の限界でしょうか。
脚本が当初の2人に加えてついに3人になっていますが、そのせいかストーリーが細切れで、登場人物の人格すらおかしい感じなのですよね。脚本の方々も時代劇はあまりやったことの無い人ばかりで。唯一お一方だけは時代劇経験がそこそこあるのですが、それも娯楽時代劇であまり考証とかは関係ないものです。その方ですら最近は現代劇ばかりのようですし。新しい視聴者を獲得したいというのは分かりますが、なんちゃって大河では古いファンが離れるだけでは。古いファンに愛想を尽かされ、新しい視聴者は獲得できないのが今の大河ですよね。イケメンとかで釣ろうとしたって、大河でそれは通用しないと思いますよ。1クールとか10話程度のドラマならばそれで行けるかもしれませんけど。
なんにせよ、大河に妙に現代的な考え方を持ち込むのは止めて欲しいです。(少なくとも古い)視聴者が求めているのはなんちゃって時代劇では無くて、歴史物です。