今日の気になる
試行制度で大型調達〜横須賀市の市内ゆかり品優遇
外から人を呼び込むことばかりで頭がいっぱいで市民には冷たい横須賀市長ですが、市内の企業には税金で手厚い保護をするようです。
2014年度に「試行」ということで市内の企業の製品を優遇し、競合の他社製品を排除する政策をとっています。とりあえず1年の試行と称していましたが、2014年度決算が出ないと結果は分からないという強引な理屈で延長して、既成事実化をはかるようです。
しかも、その間に過去最高の9億円の大型取引を交わそうというのですから、呆れてものが言えません。「試行段階の制度」で、なんで高額の契約を慌てて結ぶ必要があるのでしょう。
この政策については偏った地域優遇は弊害も多いと指摘されていました。また、競合製品よりも市内ゆかり品が高い場合の措置も曖昧なもので、そこも批判されています。競合品より2倍以上高かったら競合品を買うということは言ってますが、2倍は高いでしょう。最低でも1.5倍以上高かったら競合品を買うべきです。と言うか、せいぜい優遇できるのは3割程度じゃないでしょうか。こういうのを「依怙贔屓」と普通は呼びます。首長のやることではありません。
横須賀市長には他にも色々問題があります。
- 後援会員や知人が役員を務める設立したばかりで実績も無いNPO法人と委託契約。しかも、納品物が欠陥だらけで大問題。
- 寄付を受け取った知人を民間人の期間限定枠で職員として課長待遇で採用。期間終了後も延長。
- 元勤務先*2と不透明な委託契約。
もうやりたい放題ですね。