今日の気になる

なかまたち?

いやはや、反原発くらいしか共通認識がなさそうな生活の党と山本太郎が合流して、党名も「生活の党と山本太郎となかまたち」になるのだとか。

「生活」というのは代表を初めとした党員達の生活を指すのは自明の生活の党という名前もふざけたものでしたが、「なかまたち」って何なのでしょう。「党」自体が本来は「仲間達」ですよね。党について辞書には以下の様に書いてあります。

1 利害や目的などの共通性によって結びついた集団。仲間。
2 政治的な主張を一にする人々の団体。政党。

小沢一郎山本太郎となかまたち」ならまだ分かりますけど。「『生活の党』と『山本太郎となかまたち』」なんでしょうか。それなら「生活の党と山本太郎のなかまたち」になるべきかと思いますが。名前はともかく、そういう双頭の蛇はうまくいった試しがあまりないのですが。先日の「維新」を見ていれば分かるでしょうに*1。あとはなんでひらがな?とか。「達」はひらがなにするにしても「仲間」はひらがなにしないでしょう。ならば「せいかつのとうとやまもとたろうとなかまたち」にすれば、支持者にも理解しやすかったのではないでしょうか。

この訳の分からない蛇足は誰の考えなのでしょう。山本太郎が入党の条件に指定した?(普通は考えられないですが、彼ならあり得るかも、と思わせるところがあります) それとも、何が何でも所属議員を(自分たちの生活のために)5名にしたい党側が歓心を買うために提案した?(こういう餌を付ければ喜んで飛びつくだろうという見え見えの釣り針なんですが)

いくつもの党を作っては壊し作っては壊しのスクラップアンドビルドを繰り返す小沢氏が、またまた政党名を変えたわけです。もう何度目ですかね。生活の党の母体となった

まあ、結局自分たちの生活が大事*2ってのは変わらないわけです。日本のことわざで言えば「類は友を呼ぶ」でしょうか。

*1:まあ、すごくアンバランスな双頭ですけどね。片方はただの客寄せの張りぼてで、中身はスカスカですから。

*2:それぞれの政治理念とか関係なく、お互いに相手を利用するだけの合流ですよね?