軍師官兵衛

最近の秀吉さんは脚本に振り回されて情緒不安定ですね。官兵衛に理解を示したり、官兵衛を遠ざけたり。城井(宇都宮)鎮房*1の一件は本領安堵を翻した秀吉が悪人の扱いのようで、次週の城井谷の反乱につながるわけです。
実際には鎮房は病と称して出陣しなかったりするので、全く落ち度がなかったかというと微妙なとこではあります*2。それにしても、信長が主の時には必死に部下や地方の豪族を庇った秀吉ですが、立場が変わると...。それを見越した演出なのか、たんにその場その場の演出なのか。
で、来週は黒田対城井です。相当にブラックな黒田官兵衛になるのですが、とってつけたように「天下のため」とか泣きながら言っちゃうのでしょうね。

*1:劇中では宇都宮を名乗っていましたが、領地に愛着のある城井ではなく宇都宮を名乗るのですかね。実際の所は分かりませんが、一般には城井鎮房として知られているわけですし、あえて宇都宮を名乗る理由がないような。

*2:まあ、だからと言って全然違う土地に国替えというのはまた酷ですけど。城井鎮房は400年を強調していましたが、それを言うなら鎌倉時代に関東からやってきたわけで、土着の豪族から見ればお前らがそれを言うか?ってとこでしょうか。