今日の気になる

日本とキリスト教

週アスのコラムか何かで、日本のキリスト教の布教率は1%未満*1に過ぎず、先日ローマ法王が訪問し韓国は30%くらいあるとか。もうちょっといるのかと思ったのですが、日本のキリスト教の信者ってそんなに少なかったのですね。
コラムの方はそこから一神教多神教の話に行ったような気もしますが、日本人*2は確かに一神教をどうにも受け入れないようです。神道と仏教を無理矢理まとめ上げた神仏習合では、すべての神様はみな大日如来の化身といった無理矢理な説明をしていたはずですが、そうでもしないと受け入れられなかったというわけですよね。仏様にしても、日本人の仏教観はなんとか如来もなんとか観音もなんとか菩薩も、皆それぞれ仏様、くらいの認識しかしてないかと思います*3
そんなわけで、今だに神道の世界観から抜け切れていない日本人ですが、最近の若い人はさすがにもう八百万の神々とかが分からないのですかね。ちょっと前ですがトイレの神様の歌が大ヒットするくらいですから。そうすると、今後はキリスト教をはじめとした、既存の教義のはっきりした宗教の信者が増えていくのかもしれません*4

*1:適当にWEB検索した限りでは0.3%とか0.2%とかみたいです。つまり、1000人の中に2,3人しかいない。

*2:琉球人やアイヌ人の宗教観とかよく分かりませんが、イメージ的にはアイヌ多神教なんでしょうか。

*3:そもそも仏教というのもまたよくわからない存在ですが。

*4:そういう点では、キリスト教ユダヤ教ははっきりしてますから。自分で何をするか考えなくても、経典やら何やらにあれこれ書いてあるわけで。