今日の気になる

ITプロフェッショナルは知財にどう対応すべきなのか?

ITmediaに上記の様な記事が載っていました。これがまた相変わらず微妙なところを突いてくるような内容で。突っ込んでいいのか悪いのか、ツッコミを誘っているのか判断に苦しむ内容でした。弁理士さんとのことなので、分かっていないわけではないのでしょうが、IT技術者向けに変に「わかりやすく」書こうとした結果、ツッコミどころも満載になっている感じです。
ちなみに私は知財知的財産権*1)管理システムの構築に関わっている技術者であって、弁理士ではありません。

最初にIT技術者にとって「知的財産」は身近なものだよという話をしておいて、結局は知的財産権の話になっていて、前半で言ってる話と後半の話がどうリンクしているのかよく分かりません。鉄道事業法ではいわゆる電車の他にも、モノレールやいわゆる新交通システム、ロープウェーやケーブルカー、トロリーバスも含むんですよ、という話をした上で、もっぱら電車の話ばかりしているような感じです。話の導入なのは分かりますが、前半の話要らないじゃん、って感想を持ちました。IT技術者が知財に監視を持つべき4つの理由が挙げられているのですが、2〜4だけでいいじゃん、と。

*1:この記事でいうかなり幅広い知的財産ではなく、主に特許権等の知的財産権です。