八重の桜

西南戦争

まるまる西南戦争です。最後に山川と西郷が出会いますが、なんかそういう逸話があるのでしょうか*1。劇中、木戸が死に、西郷が死に、大久保が死に、維新を牽引した中心人物が退場してしまいました*2

私の子供たち

いや、山県有朋ってやな奴ですね(笑)。
最近の大河は1年やるのに毎回毎回の1話完結っぽい話が多いので、今回みたいな話をやると非常に薄っぺらになりがちです。作中では何日か経っているのでしょうが、たった1回分で親の敵とあっさり和解したりとか*3

前回の山川と西郷に続き、山川と大山の対峙がありました。直前の山県の挑発のせいもあるかもしれませんが、ちょっとこの山川はいただけませんね。前回の西郷との対峙での恨み言はまあ許容の範囲ですが、今回、西郷と関わりが深いことが分かっている大山に対してのあの台詞は、薩長嫌いの自分にもアレはないだろ、と思わせるものでした。同じ台詞を言わせるにも、あんな責める調子では無くて落ち着いた感じだったらよかったのですが。

*1:ちょっと調べてみると、西郷は前線に立っていないそうです。薩摩の人は西南戦争は桐野の戦と言うなんて話も見かけましたが、これはまあ、英雄西郷を悪者にしたくないのでしょうね。

*2:もっとも、八重の桜ではこの3人くらいしか描いてない、と言うだけなんですが。そういえば、岩倉具視はどうしたんでしょう。

*3:この話も非常に創作っぽいですがどうなんでしょう。正直、親の敵というのは話を作りすぎと思いますが。そうでなければ今回の和解もそれなりに説得力がありますが、いくらなんでもちょっと物わかりがよすぎです。薩摩の小松といえば小松帯刀を思い出しますが、この頃にはすでに他界していますので、そちらとは関係なさそうです。品川駅構内で駅弁を販売していた常盤軒は小松帯刀の孫が経営していたそうです。篤姫の時に小松帯刀弁当とか出してて便乗してるな、と思っていたら本当に関係があったのですね。現在は駅弁からは撤退し、品川駅ではあずみ野と吉利庵を営業しているようです。常盤軒フーズは弁当部門を譲渡した別会社。