今日の気になる
ファンタジードラマ江の視聴率
27日に放送されたNHK大河ドラマ「江(ごう)〜姫たちの戦国〜」の最終回の視聴率は、関東地区で19.1%だった。ビデオリサーチが28日発表した。 初回から最終回まで全46話の平均視聴率は17.7%。2010年の「龍馬伝」の平均は18.7%、09年の「天地人」は21.2%だった。
以上、朝日新聞の28日の記事より。ちなみに名古屋、関西、九州地区では関東より1〜3%近く高いそうです。話題作と思われた龍馬伝も、天地人よりだいぶ低かったんですね。ちなみに、大河ドラマ中興の祖である独眼竜政宗(1987年)や武田信玄(1988年)は39%を超えています。
2000年以降の平均視聴率のワースト5を見ると、堂々3位入賞です。
- 武蔵 MUSASHI(2003年) 16.7%
- 新撰組!(2004年) 17.4%
- 江 姫たちの戦国(2011年) 17.7%
- 葵 徳川三代(2000年)、北条時宗(2001年) 18.5%
ここに歴代最低レベル(14%台)の龍馬がゆくや花の乱や炎立つ(17.3%)を加えてなんとかワースト5を免れます。
まあ、ここに挙げた作品がドラマとして駄目だったかというと、新撰組!はそこそこ面白かったし、葵もまあ悪くなかった気がします。少なくとも天地人や龍馬伝よりは。武蔵はあまり印象ないですが。裏番組とか話題性とか、あるいは時代背景とか色々な要素があるのでしょう。龍馬がゆくは見てないから分かりませんが、花の乱や炎立つは舞台となった時代がマイナーなせいでしょうか。今だったら、平泉の関連で炎立つはそこそこ注目を浴びそうですけど。
2000年以降のトップ5は以下です。
大河としてはともかく、ドラマとして面白かったのは篤姫、利家とまつでしょうか。義経は印象ない。
個人的には「本当は面白い鎌倉時代」のキャッチフレーズでやっている*1ので、次の平清盛はちょっと期待です。今まで頼朝に対して清盛は割と悪役って位置づけでしたから。源(土御門)満親とかも面白そうな人物ですが、大河ドラマでキャストとして現時点では発表されていません。あまり重要視されていないようです。
なお、龍馬伝、江に引き続き、原作小説はないそうです(ただし、ノベライズ作品が11月から刊行される)。ちなみに、脚本は朝ドラ「ちりとてちん」の人だとか。これまた一筋縄ではいかない人物たちが魅力を発揮しそうです。
と、江の話から清盛の話に飛んでしまいましたが、まずは来週からの「坂の上の雲」ですね。