今年のNHK紅白

一言で言うとやかましい。吉本芸人が幅を効かせすぎてもうやかましいことこの上ない。歌合戦なんだから過度の余興はどうかと思う*1。カメラのフレーミングもこれに拍車をかけていて、やたら動き回るカメラに閉口しました*2。まあ、吉本の件とかは別に今年に始まった訳じゃなく、視聴率を意識しだしてからずっとこんな感じなんだけど。でも、今年のぐだぐだ感は酷かった気がする。前に歌を大切にしていないと批判されたけど、今年も歌を大切にしてませんでしたね。

NHK紅白自体色々言われるが、いろんなジャンルの歌が聞けるのはよいと思っている。今年もいろんなところで「紅白はつまらない」とかたぶん見てもいないで書いているのを見かけたが、そうやって自分の好きなものだけを偏って聞くのもいいけども、年に一度くらい、普段聞かないようなジャンルも聞いてみるのもよいんじゃなかろうか。

まあ、そうは言っても、今の歌番組と言うより歌もあるバラエティ番組という路線だとおすすめしにくい点もあるのですけど。視聴率が下がるとよってたかって叩かれるから意識せずにはいられないのだろうけど、そんなことは無視して、年末の恒例の紅白歌合戦としての本分に回帰してもらいたい。

*1:ポニョなんか紹介してから延々とジブリの歌と映像を流しまくって、日本テレビかと思いましたよ。平原綾香なんて自分のノクターンよりもこっちの方が長く歌ってたんじゃ?って感じですし。

*2:その方がよい曲もあるでしょうが、演歌とかも割とそんな感じでしたし。じっくりと聴かせる曲でもアップになったり寄ったり回ったり。もう、いい加減にしてくれって感じです。