スターフライヤーが機内でのケータイ電話使用可能にする計画を発表

新規航空会社のスターフライヤー北九州市)は、飛行中の機内で乗客が携帯電話を利用できる新サービスを09年春にも導入する計画を明らかにした。(中略)実現すれば、国内初のサービスになる見込みだ。

朝日新聞より。実現すれば機内が騒がしくなるんだろうな。ちなみに、理由の方は

スター社のエアバスA320機の最新型は翼や座席画面を制御する銅線の代わりに光ファイバーを使っているため、携帯の電波が計器などに与える影響が非常に小さい。

からだそうだ。地上の基地局とは衛星を介して通信するそうで、キャリアが限られるのかもしれない。また、インターネットも使えるようにしたとのことだが、ボーイング社がやってた衛星インターネットサービスは利用者がさっぱりで止めちゃったんだよね。

正直、トラブルが起きるのが目に見えてるし、国内線なんか羽田-沖縄でもない限り1〜2時間なんだからケータイ電話が使えなくたっていいじゃんと思う。正直、1社だけ始めると、「スターフライヤーで使えるのにANA/JAL/SNA/SKY/ADOで使えないのはおかしいじゃないか」とか騒ぐ人が絶対出るだろうし。特に手に負えないのが商用利用の人で、自分たちは仕事で使ってるんだから問題ない(仕事=公用>私的利用と勝手に解釈している)、という態度を平気で取るんだよな。

また、新幹線の場合だってデッキに出る事を推奨しているし、実際にデッキに行く人は多い。で、A320の場合はどこに行く? 客室最前方か最後方か? でも、ドリンクサービス中は動きが取りにくいけど。そもそも、通路以外の列の人はどいてもらうのか?とか、その場でエンジン音に負けない音量で喋られてもきついな、とか色々考えちゃうんだけど。そもそも、電車だって「優先席では電源を切り、その他の場所もマナーモードで通話はしない」がお約束だけど。狭くて、そもそも機内の移動をあまり考えていない飛行機で行った移動するつもりだ。