家に帰るまでが遠足

社内コミュニティサイトで「家に帰るまでが遠足」というフレーズが出てたのですが、これって誰が言い始めたのでしょうね。自分が子供の時にはもう使われていたと思うので、相当古くからありそうです。
よく某社の日帰りバスツアーに行きますが、TDさんが口にする時もあります。その場合は当然「遠足」が「旅行」に言い換えられますけど。
遠足絡みだと「おやつは300円まで」と「バナナはおやつに入らない」もよくありますね。金額は時代によって変わるでしょうけど。
このフレーズ、確かに聞き覚えはあるけど、子供の頃に聞いたのかと言うとちょっと怪しいところもあります。ネット上で起源を漁ってみた時に、80年代から言われる様になったという話もあるので、はて、どうだったろうと考えてみました。確かに小中学生頃ではなくて、もっと後に聞いた気がしないでもないです。
結局、由来はよく分かりません。ある登山家の言葉が元になったという説もありますが、それは想像の域を出ないものです。結局、いつ誰が言って、なんで定着したのかよく分かりません。なんかのマンガとかに出てきたのですかね? こんなよく分からない出自の言葉が、今や当たり前のネタとして通じるのですから不思議です。チコちゃんに聞いたら教えてくれますかね?

実務的な話

遠足に限らず、家を出てから帰るまでが学校の管理下にあることになっている、という話もありました。会社員の労災も、会社内だけではなく、通勤時の怪我なども通勤途上災害として今は認められますね。でも、これってそんなに古くからでもない気もしますけど*1
また、遠足や修学旅行では保険に入っていますが、それも帰宅までだということで、法的にも家に帰るまでが遠足と言えるのだとか。

まあ、その思惑はどうにせよ、無事に家に帰ってほしいという話でした。

*1:とは言え20年くらい前にはもうあった考え方だった気はするので、それなりに歴史がありますね。