DEX Station
GALAXY S8/S8+やNote8、あるいはHUAWEIのmate 10 Pro等は、デスクトップPCの様に使える機能を内蔵しています。GALAXYだとDEX Stationと呼ばれています。本来ならば純正のドッキングステーション経由で使うのですが、任天堂スイッチ向けに販売されているUSB Type-CとHDMIのアダプタを使うと利用できるとのことなので、試しに購入してみました。それが今朝届いたので、早速試してみました。
GALAXY S8+
デスクトップPC的に使えるモードと、スマホと同じものをモニタに映すだけのミラーリングモードがあります。
まずは簡単なミラーリングモード。縦画面のミラーリングは画面の左右に使えない領域が広がってもったいないので、ミラーリングを使うなら横画面でしょう。画面に出ているものがそのままモニタに出てきます。デモには使えると思いますが、個人的にはあまり使わないかもしれません。
で、本命の方。普通のデスクトップPCの様に使えます。アプリを起動すると、デスクトップ上にWindowsみたいなデスクトップ画面が表示されます。画面サイズは1920x1080固定だそうです*1。起動したアプリは物によってサイズ変更できたりできなかったりします。ChromeやGmailはサイズ変更可能で、デスクトップの中で好きなサイズにできます。ゲームなどはサイズ変更できず、縦長ないし横長の固定です。ただ、デスクトップ上の好きな場所に移動できます。
ゲームなどは非アクティブになると動作が止まります。その辺は二画面スマホMと同様です。
デスクトップにはタスクバーがあり、その右の方は通知エリアになってます。通知エリアをクリックすると、スマホで通知領域を開いた時と同様な画面が出ます。タスクバーにアイコンを固定といったこともできますし、デスクトップ上にアイコンを配置したり、それをフォルダにしたりもできます。言わなければWindowsと思ってしまう人も居るかもしれません。まあ、左下にWindowsアイコンがありませんから、見る人が見ればわかるでしょう。
今まで旅行の時とか、Surfaceとか持っていっていましたけど、ホテルにHDMI端子の使えるTVがあれば不要かもしれません。まあ、移動中に使いたい場合もあるし、必ずしもHDMI端子があるかわからないので、持ってく荷物との兼ね合いになります。
Windowsのゲームがやりたいとか、Windowsにしかないアプリを使いたい(デジカメのRAWデータの処理したい、とか、それなりのメモリが必要な作業とか)がなければ、スマホだけで済んでしまいそうです。
mate 10 Pro
こちらにも同等な機能がありますが、問題なく使えました。ただ、使い勝手がDEX Stationに比べると今ひとつ感があります。何と言うか、DEXの方は本格的にこれで作業ができそうなくらい作り込まれていますが、HUAWEIの方はどことなくおまけ機能的な感じがします。DEXを知らなければ、まあ、Androidだから仕方ないよねと納得してしまう様な部分があるのですが、DEXは本当にPC代わりに使えそうな感じです。