真田丸

大坂冬の陣の前の軍議が中心です。ほぼ豊臣側だけで話が進みます。当初は信繁に反発する後藤又兵衛も折れ、豊臣家側のはずの大野修理すら信繁に味方したものの、淀殿の反対で出兵案は却下、籠城へ。それぞれの思惑を秘めて、冬の陣まであと少し。

しかし、大野修理は基本的に煮え切らない男として描かれることが多いような気がしますが、今回はびしっと決めました。しかし、淀殿には誰も勝てない。煽てて牢人を操ろうとしていた有楽も信繁の想定外の人心掌握術に本音を出したりする辺りは面白いですが、さて、豊臣家の目的は。まさか有楽までもが淀殿みたいに牢人が信用できないから、とは言わないと思うのですが。まあ、裏で徳川に通じているのでしょうか。