真田丸

先週出かけていたので遅ればせで見ました。
前回、母を滝川への人質に差し出した昌幸ですが、北条を煽って滝川にぶつけておいて、自分は勝手知ったる岩櫃と沼田を奪還します。しかしそこに母はおらず。滝川が箕輪まで連れて行っていたようです。そりゃまあ、拠点である箕輪に連れて行きますよね。そこで大胆にも箕輪に向かう昌幸と信繁。
滝川に話を聞けば自身は伊勢に戻り、岩櫃と沼田は真田に返すということに。しかし、もう奪い返した後。昌幸は真田に戻り、信繁は人質奪還を狙います。隙を見て人質奪還の直前までいきますが、うざキャラのきりの「忘れ物した」フラグであっさりと捕まります。
結局、滝川は人質達を木曾に引き渡す条件で木曾義昌と領内通過の取引を行い、人質達は滝川から木曾へ。都合良く木曾と旧知の間柄だった祖母のとりなしで信繁主従ときりは真田に戻ることに。
自分は真田の役に立ってない嘆く信繁に、兄は自分はいっぱいいっぱいだと励まし?ます。
父は信繁は勘に頼りすぎるて失敗する、兄・信幸は勘に頼らないから失敗が少ない。しかし、それだけでは人がついてこない。二人が合わさるのが一番と説きます。

巷では「現代的すぎる」、「うざい」と評判のきりさん。信繁を生涯支えるとか紹介されていますが、今はまだ信繁のことを好いているのだろうとはわかりますが、あまり支えてませんよね。まあ、癒やしとか安らぎとか言う意味では支えになってなくもないかな?程度かと思います。
そういう評判を聞いて、そんなにうざいかなと思っていたのですが、今回放送を見てわかりました。こりゃうざい。たぶん、戦国時代にこんな女性は居ないだろうなと思わせるくらいのうざさです。
でまあ、このきりですが、木曾と人質のとりが信繁を戻す談判をしているときにも「私は?」と横やりを入れるうざさです。そのうざさにとりも「うざいから」一緒に戻すように言い出すほど。それを聞いた木曾もうざそだなぁ、という顔をして認めます。それを見たきりが「うざくてよかった」と言うわけです。ある意味わざとやっているのかと思わせます。きりはうっとうしいですが、彼女が居るとその相手で気が紛れて他のことを考え込むこともできません。「悩める若人」モードにすぐ陥る信繁を前向きにさせるには必要な存在とも言えます。