真田丸

第4話。今回は昌幸が信長に会う話、と思ったらもっぱら家康と会ってました。知っているのに知らないふりして武藤喜兵衛の話を振る家康に、多分知っているとわかっていながら白を切る昌幸。馬鹿試合は始まっています。一方、自分の方はうまくいったと思っている室賀の登場。うまくいってると思ってるのでご機嫌です。
そしていよいよ謁見かと思えば次は信忠の詰問でした。織田と上杉の二股なのかと問われて白を切る昌幸。そこに家康が今直江兼次が来ているので呼んで上杉からの誘いがあったのか確認しようという話に。呼んでよいかという家康にこの場に嘘があってはならないから是非呼んでくれという昌幸。直江が来ているわけはないとの判断か昌幸の賭けに家康は信忠に昌幸に二心はないだろうと信忠に進言してついに信長との謁見へ。
そこへ背後から現れる信長。いつロォグレェス!と叫びだすか心配しましたが、昌幸の顔を見て好い面構えだと言葉を残して去ってゆく。

実は信長の出てくるシーンは、ここと光秀の頭を欄干にぶつけるシーンくらいという。最後の敦盛すらありませんでした。光秀は「敵は本能寺にあり」のセリフがありましたけど。まあ、今後回想くらいはあるかもしれませんけど。

そして、小県は安堵したものの上野の岩櫃と沼田の二城は滝川一益のものに。国衆としての力なき故の哀しさをかみしめる昌幸でした。

というわけで、騙し合いに勝ちを収めたものの、頼みにしていた織田信長が亡くなったことで真田家はまた後ろ盾を失いました。安土の源次郎と松はどう危地を脱するのか、そして神君伊賀越えは。ということで次回へ続きます。