セキュリティソフト

XPERIA Z3TCの方でWEBが全体的におかしいと思ったら、カスペルスキーの「危険サイトブロック」のせいでした。
この機能を使うと標準のブラウザ(Z3TCはChrome)からのアクセスはカスペルスキー(の内部プロクシ)経由になるので、危険なサイトをブロックできるという寸法なのですが、それ以外のWEBアクセスを全てブロックしてしまうようです。GMailのイメージ表示とか、いろんなアプリのアプリ内ブラウザ機能なんかもブロックされるので、標準のブラウザ以外でのWEBブラウズが事実上できなくなります。これらのアクセスを強制的に自分自身(プロクシ)経由にするくせに、標準のブラウザ以外は門前払いするという困った動作になっています。
Andoridのセキュリティソフトで一番使える機能はこの機能*1なのに、これが使えないという困った状況です。

消費電力ですが、昨晩充電するのを忘れて8割弱くらいまでしか充電できませんでしたが、昼時点で66%なのでやはり消費が少なく感じます。こうなるといままでバッテリが保たなかった原因はTrustGoだったとおもって間違いないようです。AV-TESTでもバッテリへの影響はない、といった評価だったのですが、それでこれだとチェックが×になってるアプリはどれだけ消費するのでしょう。
もう少し様子を見ないと分かりませんが*2

*1:GoogleAndroid関連の人が公式な場でセキュリティソフト不要論をぶったり、その他にも不要論を唱える人は多いですし、実際、完全に防げるものではないのは確かです。そういう意味ではマルウェアも含めたいわゆる「ウィルス対策」よりも、こういう周辺の機能の方がAndroidでは重要になります。ちなみに、GoolgleのPlayストアは自動スキャンしているので改めてのチェックは不要という話があります。しかし、この世界は基本的にいたちごっこなので、ある新しい脅威が出た時にGoogleの方が早いのか、専業サードパーティの方が早いのか、という話になります。このGoogleの自動スキャンも常に最新のパターンで頻繁にチェックしてくれるのであればよいですが、その辺りも見えないので、Googleに頼り切りにはできないです。そもそもインストール後に発見されたものについては無力ですよね?

*2:午後に一度見てみましたが、多少消費が増えたようなので。特に何をしたわけでもないのですが。