今週の週アス
ドコモのAndroid新端末特集かな。iPhoneほど力を入れてませんけど。来週はまた邪魔くさい高額なおまけが付くそうで。来週号買うの止めてやろうか。
アップルウォッチ
アップルウォッチが時計に取って代わるという与太話が乗ってました。ああ、一応、「かもしれない」話か。
今腕時計を着けている人は着けてない人に比べてアップルウォッチ（あるいはスマートウォッチ）に付け替える可能性が高い、みたいなことが書いてありましたが，私は逆だと思います。スマホでいいやと思わない人達ですから、それなりに腕時計にはこだわりがあります。そんな人達がなぜスマートウォッチを着ける必要があるのでしょう。
デザインが云々という話がありましたが、正直他社製品とアップル製品のデザインにそんなに差があるとは思えません。もはや腕時計は嗜好品です。無くても困らない人達がわざわざ着けているのですから、当然こだわりがあるわけです。
今時腕時計を使う人は以下の様な人じゃないでしょうか。
- ブランドで付けている人
- オメガでもグランドセイコーでもなんでもよいですが、そこにアップルが入り込む余地があるのでしょうか?
- 機械式腕時計が好きな人
- まあ、スマートウォッチなんて論外ですよね。機械式原理主義者はスプリングドライブ*1すら否定するのですから。
- ケータイ、スマホを持ってない人
- iPhoneを持ってないとアップルウォッチは意味が無いです。
- アナログ式が好きな人
- 時間感覚を掴むにはアナログの方がわかりやすい、なんて話もあったような。まあ、この層は表示がアナログならよいでしょうから、スマートウォッチでもアナログ表示にしておけばよいかも。
まあ、これは半分冗談ですが、それでも今腕時計を着けている人が着け替える敷居は相当高いと思います。この記事を書いた人は腕時計を着けてないんじゃないかと思ってしまいます。私なんかは国産のCITIZENのアテッサ*2ですが、それでもスマートウォッチに付け替えようなんて思いません。競合製品より高いといわれるアップルウォッチでもたかだか3万円くらいでしたっけ。腕時計がいったいいくらすると思っているのでしょう。腕時計を取り扱っている雑誌や一般の雑誌の腕時計特集をよく読んでみて欲しいものです*3。
もちろん、そんなお高い時計を着けている人ばかりではないでしょう。ただ、そうすると今度は逆に3万円のアップルウォッチを着けますか?という話になります。しかも、充電しないといけないものを。
以上の様に、スマートウォッチは既存時計の置き換えというのは考えにくいと思います。iPhoneくらいの機能が全て既存の時計のサイズに収まって単独で動くようなレベルまで行けばまた話は違ってきますが、現状のスマホの周辺機器としてのスマートウォッチは時計としてもガジェットとしても中途半端で、それ自体を楽しめる人じゃないと無理でしょう。そこにアップル独自の新しいサービスとか付加されるので無い限りはどうにもならないのでは。
