今日の気になる

国内線ジャンボ・ラストフライト

本日付でANAB747が最後の運航となり、国内線のB747は全機退役となります。JAL国内線からは退役済みで、国内航空会社の国際線からも退役しているはずですので、あとは外国航空会社の日本乗り入れ便だけになります。千歳便や那覇便で乗ったことがありますが、よく見かける上にやはり特徴的な機体*1だけにいなくなると寂しいです。
スカイマークA380の就役までは国内航空会社は双発機ばかりになります(貨物機は除く)。
ちなみに、最後の機体となったのはJA8961だそうです。2010年6月に沖縄に行く際に搭乗しました。2008年6月にも千歳からの帰りに搭乗しています。

スカイマークの制服論議

ネット上のコラムで、スカイマークのミニスカ新制服を規制するなら女子高生も規制すべき、とかいう勘違いコラムを見かけました。まあ、女子高生云々の下りは冗談でしょうから特に触れませんが、保安業務に支障が出るという理由を、どうも警備員か何かの仕事と勘違いしているらしく、それなら屈強な男性乗務員を乗せた方がよい、とか書いていました。
素人のブログじゃないのだから、コラムを書くならそれくらい調べればよいと思うのだけど。元の保安業務の妨げとなるという話を取り上げている記事などではたいてい具体的な内容が書いてあったはずなんだけど、ちゃんと読んでいないか、そもそも見出しだけで適当に書いているのでしょう*2
それにしても、昔は男性の客室乗務員もそれなりに居たのですが、最近はあまり見ませんね。こういう意見もあることですから、男性の客室乗務員を増やした方がよいかもしれませんね。

パクリゲーム

三国志パズル大戦の事を調べていたら、いわゆる知恵袋系サイトで「三国志パズル大戦の違法性」とかいう質問がありました。これ自体は質問者は質問者で決めつけ系の人みたいで、それに対する回答者も「パクリじゃなくてクローン」とか分かりにくい話をしていて、さっぱりでした。しかし、去年の11月の質問ですが、その時点で三国志パズル大戦以外にもパズドラライクなゲームは山のようにあったわけで、なぜ三国志パズル大戦に限った話をしているのかが謎な質問だったりします。質問としては以下のものでしたが、まあ、まなんだかなぁ、と。

  • 違法性はないのか?
  • ゲームには知的財産権を守る法律はないのか?
  • そういう概念がないのか?
  • いくらぱくりまくってもOKという業界なのか?

まあ、そもそも法律的になんて曖昧な話をしても発散しがちですね。

違法性
まあ、これを決められるのは実際に訴訟が起きた時の、その裁判官だけなのですが。個人的には三国志パズル大戦のゲームシステムがパズドラの権利侵害と判断されることはまずないと思います*3。と言うか、訴訟で勝てるならすでに訴えてるでしょうし*4
パズル部分にしろ、その他のゲームシステム部分にしろ、この程度の類似はまあ問題にならないでしょうね。三国志パズル大戦以前に訴訟になったという話も聞かないですし。そもそも、その論だとパズドラ自体が訴えられかねません。
これが特許性に関する議論なら話は別ですが、日本でゲームシステムで特許を取れないと思うので、議論以前です。

知的財産を守る法律
ゲーム業界だろうと、何だろうと、国内で知的財産を守る法律がないなんて事はありません。と言うか、法律の中でこの分野は保護するけどこっちはしないよ、なんてことはあり得ません。質問者は法律のそもそもの事を理解してないのではないでしょうか。

知的財産を保護する概念
概念というのが何を指すのか分かりませんが、まあ、上述の通り法律の保護対象なので、概念はあると言っていいのではないでしょうか。そういうのを軽視する風潮にあるかどうかはゲーム業界にいるわけではないので知りませんが、過去に幾度も訴訟は起きているので、そういう考えがないということもないと思います。

パクリまくってもOK?
国内について言えば、そんなわけないでしょ、と。と言うか、この質問者は三国志パズル大戦を出汁にしてゲーム業界を叩きたいだけなのでは?と思うレベルです。
まあ、確かに昔はキャラをちょっと変えただけのゲームとかありましたね。あとは最近だとスマホゲームでどっかで見たようなキャラに酷似したキャラが出てくるゲームとかたまに有りますね。
とは言え、そんなことを言ったら、マンガ業界でも他作品のトレース疑惑とか今でもあるわけで、じゃあマンガ業界はパクりまくってもOKなのかと言えば、そんなことはないわけです。

まあ、全体的に質問者氏は質問したいわけじゃなくて、けなしたいだけなんだろうなと言うのが透けて見える質問でした。

4月からの途中下車制度の制限

神奈川新聞の記事ですが、東京近郊区間が4月から松本や常陸太田まで拡大されることで、今までできた途中下車ができなくなるという話。と言うか、松本側ではSuicaを発売しないというのは驚きました。なぜ売らないのでしょうね。これ本当なんでしょうか?

と思ったら、別の新聞の記事にもっと詳しい話があって、導入されるのは松本駅塩尻駅岡谷駅下諏訪駅上諏訪駅茅野駅富士見駅野辺山駅の8駅だけとのこと。つまり、Suica区間の拡大と言うよりは、特例的にSuica区間外の一部駅で使えるようにしただけのようです。それに合わせて、東京近郊区間を拡大せざる得なかったというのが真相みたいです。あくまで東京からSuicaで来てしまった人向けの対応となります。

記事では「塩尻市に住む女性会社員(31)」の声とやらでSuicaのメリットもなく、下車も制限されて不公平と憤っていると紹介しているが、これはちょっと怪しいですね*5。上記8駅でしか使えないので、それ以外の駅で使う人にはメリットがないというのは事実です。それによって、Suica利用のために今までできたことができなくなるというのも事実です。ただ、そういう途中下車旅をしていた一部の人以外のほとんどの人には影響がないはずです。おそらく、「塩尻市に住む女性会社員」にはまず影響がない話です*6

事例として横浜から松本に行くのに甲府で途中下車すると、新制度では210円高くなる上に有効期限が1日に短縮される、とあります。この1日に短縮ってのも悪意を感じます。旧制度はあくまで「途中」下車なので、出発駅から目的駅までを3日の間に行けという話です。新制度は途中下車ではなく新たに切符を買う話なので、別に出発駅から目的駅まで1日で行かないといけないわけではありません。1日目に横浜から甲府に出て一泊し、翌日以降に甲府から松本に行ってもよいわけです。決して短縮されるわけではありません*7。悪意で書いているのでないとしたら、かなり間抜けと言えます。

そもそも途中下車制度とは、列車の旅に時間がかかった時代の制度で現代には即さないとも言えます。事例に挙がった横浜から松本までの旅を何度も途中下車しながら旅するなんてケースはかなり希と言えますし、そういうことがしたければそういうフリー乗車券を用意すべきで、通常の乗車券の範囲で対応すべきとも思いません。今まで特例で認めていたものを当然の権利であるかのように主張するのもおかしな話です。これの影響を受けるのは一部のマニアだけだと思う*8のですが。

韓国軍、北朝鮮に応射

北朝鮮側の砲弾500発の家の100発が韓国側海域に落ちたとして、韓国軍が300発を応射したとのこと。K9 155mm自走砲で300発とのことだが、今回はまともに動いたのでしょうか。2010年の同様の事件の際には6台中3台が故障で動けなかったとか。3台もカタログスペックには遠く及ばない1.5分に1発ということでしたけど。今回300発撃ち込んだらしいので、6台として1台50発。スペック通りで20分くらい射撃していた勘定になるけど。配備打指数増えたのかな?

*1:飛行機に詳しくない人でも、機首部分だけこぶのように2階建てになっている特徴的な外観は見分けが付くのではないでしょうか。

*2:保安業務には離着陸時のシートベルトや荷物棚の確認とか、酸素マスクや救命胴衣の使い方の実演も含みます。まあ、実演は一部のテレビ画面のない機体や、なんらかの問題でビデオが上映できない場合くらいで、そうそうお目にかかれませんが。今回問題になっているのは、緊急時にドアのところから出る滑り台で滑り降りる際に、スカートがまくれ上がったりすることで摩擦が増えて十分な早さで降りられないことや摩擦でけがというか擦過傷のについての危惧となります。それこそ女子高生のように生足ではないのですから、厚手のストッキングを履くなり、脱出時にはジャージのようなものを履くなりすればよいような気もしますけど。

*3:パズドラのあるキャラそっくりのキャラが出てくるとか、曲がまんまとか、そういう話は別ですよ。

*4:質問があったのは三国志パズル大戦の発表直後のようですので、その時点ではこういう回答はできないですが。

*5:実在しないとは言いませんが、どうせ適当な説明をして不公平だと思いませんか?といった誘導尋問で引き出したものでは。

*6:もちろん、この女性がそういう旅を楽しむ人なのかもしれませんが、それなら鉄道旅行が好きな女性会社員と記すべきですね。

*7:まあ、前日駅に着いた時点で翌日の切符を当日発で買ったらアウトですが、窓口でなら翌日発の切符を買えます。仮にやったとしても、よほどのことがない限り、これは特別ですよ、と払い戻ししてもらえそうにも思います。

*8:東京近郊区間は松本までなので、松本の次の駅まで買えば途中下車可能ですね。