軍師官兵衛

一言で言えば、官兵衛が「軍師」を意識するようになる話。

最後、秀吉が扮装して政職と会いますが、あそこまでして秀吉と政職が会う理由も、会った意味もあまりないような。政職がびっくりして平伏するかと思ったら、そうでも無い感じでしたし。一貫して馬鹿殿とその取り巻きとして描かれる小寺政職とその家臣団ですが、あれはちょっとかわいそうですね。最終的に織田に背いて没落したわけですが、政職自体はそれなりの実力者でしたし。

今回、半兵衛が秀吉から官兵衛がもらった義兄弟の誓紙を燃やそうとしますが、半兵衛が秀吉からの誓紙を燃やす話は別の話が有名ですね*1

*1:と言うか、今回の一件はその話を盛り込んだ創作ではないかと思います。もっとも、半兵衛関連の逸話はそもそも真偽不明のものも多いです。山本勘助と違い確かに実在した人物ですけど。勘助は実在はしたらしいですが、いわゆる「軍師」という立ち位置ではなかったようですし。