今日の気になる

価格.com電子書籍価格比較

価格.com電子書籍の価格比較ができるようになったそうです。早速試してみました。

お題は最近Kindleでの配信が開始された、サンデーコミックスの「マギ(19)」です。結果は、電子書籍があると出たのはhonto、ひかりTVブック、楽天Koboだけで、Amazonは紙だけの扱いでした。試しに18巻にしてみると上に加えてBookLive!が加わりましたが、やっぱりKindleは出てきません。おいおい。kindleに対応していない電子書籍の価格比較って何ですか?

しかも、別の本を検索しようと一番下にあった検索欄を使ったら、電子書籍と関係ない普通の書籍検索になってしまいました。まあ、そこから本を選べば電子書籍も含めた情報が出てくるようです。

次のお題はkindleにもBOOKWALKERにもある「蒼き鋼のアルペジオ」にしてみます。結果として01、4、7巻とか表記がぶれぶれです。試しに1巻を見てみます。やはり、kobo、honto、BookLive!、ひかりTVブックしか出てきません。これで電子書籍の価格比較だって言ってしまうのがすごいです。陰謀史観で深読みすると、楽天辺りから金をもらっているんじゃないかと勘ぐりたくなるくらいです。

ちなみに、電子書籍サーチで検索すると...

マギ(19) 楽天kobo,kindle,ひかりTVブック
マギ(18) 検索できず。著者名で探してみると1巻と19巻しかない模様
蒼き鋼のアルペジオ 01 電子貸本Renta!,kindle,楽天kobo,eBookJapan,Digigal e-hon,honto,BookLive!,紀伊國屋書店,GALAPAGOS STORE,ひかりTVブック

こちらもBOOKWALKERは出てきませんし、本によってデータにムラがある様ですが、ちゃんとデータがあるものは価格.comよりは使えそうです。

hon.jpも試してみましたが「マギ」はなく、アルペジオも1巻しか出てきませんでした。

電子書籍サイト一括検索はBWも対応していました。こちらは単にリクエストを投げるだけでなので、ハードルが低かったのでしょう。これはこれで便利です*1

同時にmy rackというネット上の本棚を作るサービスも始まりましたが、インポート機能もないようで、それならメディアマーカーもうあるから十分だな、という感じです。

というか、BOOKWALKERは大丈夫なんでしょうか。相手にされてないのか、外からデータが取りにくくなっているのか、そもそも角川だから外部のデータ利用を拒否しているのかわかりませんが、結構な取り扱いがあるのに、この手のサービスに出てこないのではまずいと思うのですけど。個人的には書籍を結構買ってる*2ので、サービスを続けてもらわないと困ります。

電子書籍ストア

今、メインで使っているのはAmazon kindleと角川のBOOKWALKERです。kindleAndroid版は本棚がなかったのがマイナスでしたが、コレクションに対応したのでだいぶよくなりました。文字だけのリストと最後に見た順で横に並ぶ*3ってのは使いにくいですから。リスト順はこれまた思った通りに並んでくれないですし。BWは着せ替え本棚とかあるのがおもしろいです。

別端末に移行した際に必要になるのが一括ダウンロードですが、BWは確か一覧から1冊ずつしかできなかったかと思います。kindleは順番にタッチしていけば次々とダウンロードしてくれます。

BWは先日ファンパスを買ったのですが、今欲しい本がkindleにしかないという困った状態。シリーズでkindleとBW(と紙書籍)にばらけてしまってるものもあるし、本当に困ったものです。電子書籍は所有権がないし、ストアがサービス停止したら最悪読めなくなるのに紙書籍と(キャンペーンやセールを除いて)値段がほとんど変わらないのだから、いつまで経っても普及しないわけです。

スマートニュース

バックグラウンド通信の設定を「常時」に変えてみました。朝のニュースが配信されたというので起動してみたのですが、やっぱりニュース取得に行きます。そういうもの?と思って、色々見てみました。
GoogleのPlayでの見出しも「圏外でも読める」になってますが、正確には「(記事表示時にテキストだけ先に読んでいるので途中で)圏外になっても読める」のようです。あたかも圏外でも事前にダウンロードして読めるかのような表現にしているのは、わざとでしょうか。

スマートニュースには違法疑惑*4もありますし、使い勝手も余りよくない*5ので、また使わなくなりそうです
。だって、これならニュースサイトやRSSリーダからPocketやEvernoteに連携*6した方がよっぽど使いやすいですし、変にアプリを入れなくてよいですから。Pocketからならiftttで自動的になんらかのアクション(twitterfacebookに投稿とか)を起こすこともできますし。それらが使えない人のためのアプリなのかもしれません。まあ、このアプリだけでだいたいのことは済んでしまうことも確かなので、吊しでぽんで使いたい人、そもそも共有機能がないiPhoneユーザには便利なのかもしれません。

*1:ブックパスの検索が要注意のようです。「マギ 19」みたいな検索をするとブックパスではヒットしません。シリーズはシリーズとして出てくるようです。それはそれで便利ですが、横断検索ではやっかいです。

*2:無料本を入れると59冊で圧倒的に多いですが、有料本でも25冊。kindleは48冊、うち無料本3冊。

*3:音楽関係のカバーフローみたいなもの

*4:流している記事が記事提供元の許諾を得ていないという指摘があります。別のアプリ紹介サイトではいくつかのサイトと提携して記事を配信している旨の記載もあるので、どちらが本当なのか。なので「疑惑」です。でも、本当に許諾を受けているなら、アプリのどこかにクレジットを表示すべきですね。メニューの中にクレジットという項目がありますが、これは使っているライブラリのライセンス表記のようですし。例えば、プラスに「ITmedia」があって、ここにこういう出方をするのですから、ITmediaから許諾を得ているものと推測します。ITmediaアイティメディア株式会社の登録商標ですから、どこかにその旨を記載する義務があるはずです。逆にアイティメディア株式会社は特別な意図がない限り、自社の登録商標を使用している相手に対して、登録商標である旨を表記させる必要があります。

*5:よくレビューなので、スワイプで簡単に読めるのがよい、みたいな話が出てますが、その辺りは当然かと思います。その上で、共有機能の弱さ、変な作り込み、スマートモードが余り意味がない辺りがマイナス点。

*6:Feedlyでさっと見出しを斜め読みしながらおもしろそうなものはPocketに送り込んで、Pocketで既読管理もできる。スマートニュースはPocketを参考にしていると開発者が語っていることもあり、スマートモードなどはPocketで代替可能です。