今日の気になる

アニメが嫌いなアニメ人

ちょっと前にまた某監督が今のアニメより演劇や文明の方がよいとか、別の某監督がかわいい声の声優ばかりでうんざりみたいなことを言ったとかなんとかいう話の見出しだけ見た。まあ、こういう自分の知っている狭い世界だけの思い込みですべてを語ってしまう人はあちこちに居ますし、いつものことなのですが...

某監督の方は、「今のアニメ」どころか当人が有名になるきっかけになった某有名作品のノベライズの頃から文芸や演劇が上って言ってるじゃん。あんた本当はそっちをやりたかったけどできなかったのでしょうがなくアニメの脚本、監督をやったって書いてるじゃん。そういうコンプレックスを未だに持ち続けてアニメ批判とかしてるのだから質が悪い。

別の大御所の方はもう意地になっているとしか思えません。別に声優が皆きゃぴきゃぴ(死語)なしゃべり方しかできないわけではないのに。作品自体に人を引きつける要素が乏しいから話題性で芸能人使ってますって開き直ればいいのに。

他にも、アニメとかゲームとかの関係者にはこういう変に「意識が高い」方が多いですが、高過ぎちゃって市場から遊離しちゃってる方も多いですね。「目指す未来が違う」というか。アニメとか特撮って、昔から販促の面が大きくて、その対象がおもちゃやプラモデルから、原作のラノベ、コミックに代わったりはしても、大まかなところは変わってないわけです。なのに変に文化人ぶったり高尚なものとか言い始めると変な方向に走ってしまう。まあ、こらは芸人、芸能人なんかでもあることですね。反原発に暴走しちゃった芸人さんとか*1

*1:先日、アド街に某テレビ業界人が出てましたけど、ワイドショートかで文化人ぶってコメントしてるくせにアド街では気の利いたことを言えるでもなく、単なる気持ち悪いおっさんでしかなかったです。所詮、他人を叩くことしかできないえせ文化人だということが歴然としてて、ある意味おもしろかったです。番組の冒頭に、出演者がその街を一言で表すコーナーがあります。他の出演者はその街のイメージを伝えたり、あるいは行きつけの店とかを紹介するのですが、このおっさんだけ昔のお気に入りの女優がそこに住んでいたから自分にとってはそのイメージ、なんてどうでもいい話を始 めるし。番組の趣旨を分かってないとしか思えない。これがテレビ業界に長く関わっている人物なんですから、わざとやってるのでなければもう引退しろってレベルです。