今週のヤマト

冥王星に向かってガミラスの基地を叩くか、それとも日程第一で最短距離を進むかを会議で検討。そこへ救難信号が入って...という話。多分オリジナルからあるエピソードですね。旧作では数少ない宇宙語*1の「ツバクカンサルマ」も言ってました。今回、ガミラス軍ガミラス語だったり日本語だったりしますが、どっちかに揃えた方がよいような。
本題に戻ると、そもそもヤマト計画では冥王星の敵前線基地をどうする予定だったのか、ということですよね。最初からそこを叩くのが計画の内なら改めて遅れがあるからどうするかという議論がありますが、計画にないことならば普通はやらない方がよいわけです*2。こういう計画は臨機応変さが求められるとは言え、太陽系内までこうもいい加減では心配になります。

そんなわけで、優秀だか優秀じゃないのかよくわからないアナライザーと、看護師(衛生兵)と森雪、古代で救難に向かいます。しかし、ヤマトや鉱山が攻撃を受けて...。そこで兄、守の銃を拾い、遭難した船がゆきかぜであった、というところも旧作通りでしょうか。違うのは救援隊の近接支援にやってくるのが航空隊じゃない山本さんなところ。古代はいい腕じゃないか、とか言ってますが、古代進自身も限りなく新人に近い立場では? で、この山本さん後に航空隊に希望が叶っての転属となるそうですが、そもそもパイロット資格を持つ人間を他の部署に配置ってのがおかしいです。まあ、この頃は人材不足でしかたないのかもしれませんけど。

艦内の食料生産システムはどこから原料を調達しているのか、なんて話もありましたが、そりゃまあ、ちょっと考えればあれしかないわけで。思わせぶりに「知らない方がいい」なんて会話をする必要は無いと思うのですが。宇宙軍の軍人なんだから、それくらいの知識はありそうなものです。それはさておき、片道半年の航海を事実上無補給でやるのだから無謀ですよね。旧作ではどっかの星に食料調達に降りていたような気もしますが、それを当てにした航海計画はおかしいですし。

*1:唯一?

*2:そもそも天王星軌道までワープする予定が木星までしか来れなかったわけですよね?