今週の清盛

タイトルは鹿ヶ谷の陰謀なんですが、どうしてもインパクトは政子の方が大きいです。

時は1177年。京にいるはずの時政が伊豆にいたりしますが、そもそも、頼朝と政子の逸話も創作と疑われてますし*1。伊豆の山木に流されて山木兼隆になる平兼隆をさして山木兼隆と言っている時政もおかしいですね。

政子の逸話としては夢買いの話もありますが、そちらも出てきませんでした。と言うか、時政の子供がまるで政子しか居ないような感じですが。あ、弟は出てきましたっけ。本当は兄も居るはずなんですが。

明日を捕まえた頼朝に対し、清盛は明日を見失いつつあったとのナレーションが入っていましたが、もうほぼ武士(自らが公家になることによる)の世を実現しつつあるわけで、そりゃ、その先を見失いますよね。

*1:この陣店で政子が嫁ぐはずだった山木兼隆はまだ伊豆に来ていないのに、政子が嫁に出されそうになって頼朝のところに駆け込んだことになっていたり。Wikipediaでこの辺りの登場人物達の項を見ると、それぞれに矛盾があって何が正しいのか分からないです。