今日の気になる

増税反対と言うけれど

マニフェストになかったから公約違反と古巣の民主党を批判している「子分の生活が第一」の皆さんは、結局、財源はどうするつもりなんですかね。民主党がマニフェストを出した時も、結局は人気取りでろくな財源のアテもないのに埋蔵金だの仕分けだので捻出するって言って失敗したんだよね? その政権与党の議員だった皆様が、また同じようにろくな裏付けも無しに自身の選挙のために増税反対って叫んでも説得力がないでしょ、と自分は思うんだけど、世の中的にはまたころっと騙されちゃうのかねぇ。
もちろん、増税の前にやることはいっぱいあるし、仮に駄目なら駄目でどうして駄目なのかを説明する責任が与党、内閣にはあると思いますが、与党を飛び出した皆様におかれましては、それとこれとはまた別の問題だと思うのですよ。

別にマニフェストなんて後生大事に抱えていてもしょうがないわけで、状況が変わればマニフェストと違うことをやるというか、マニフェストを変える必要もあるでしょう。合理的な理由があれば、ね。そもそも、マニフェストってのはある程度の期間で更新していくものでしょ。マニフェスト通りにうまくいくわけがないなんて事は、政権を取る前から言われていたわけで、それを変えること自体は別に問題がないのですよ。合理的な理由と適切な説明があれば。まあ、それがないから問題なんですけどね。

まあ、政権が民主党から自民党になろうと、あるいは、一部の国民の生活が第一等の口ばっかりの人間が集まった集団になろうと、結局、根本的な国民不在という部分は何も変わらないんでしょうけど。まあ、当の国民がそれをよしとしているのだからしょうがない。