今週のファンタジー江

大坂冬の陣までの話。

徳川と豊臣が並び立つという部分で淀の方が怒るかと思ったらそうでもなかった。結局口実は戦争のための準備をしたことなので、淀の方がきっかけを作ったことになります。
あとはまあ、前にも書きましたが幸村って誰よ?*1ってとこか。
あと、真田幸村大坂の陣での逸話のいくつかは実際は毛利勝永*2のものを混同したものとも言われています。最後まで豊臣軍を支えたのは毛利勝永ですし。
それにしても、史実パートでは存在感が薄くなる大河ドラマの主人公って一体...。

*1:真田幸村の本名は真田信繁。当時の書状などに幸村という署名のものは存在しない。ただし、死後急速に広まったことから当時名乗っていたという説もあるそうだ。とは言え、一般には真田幸村という武将は存在しないことになっている。が、余りに有名になってしまったので、幸村(信繁)の兄の家系ではんば神格化されて伝わっているとか。後の幕府や藩の資料では「幸村」が存在していることになっているらしい。何にせよ、小山評定での「あれは真田幸村です」もおかしいし、そもそも小山の時点で幸村(信繁)はすでに東軍を抜けているのは以前に書いたとおり。

*2:毛利姓ですが元々尾張の出身で秀吉に毛利姓を与えられたもので、中国地方の毛利氏との関係はありません。