次は737 MAX

ボーイングのプレスリリースで新しい航空機のシリーズを立ち上げたというものが出ました。その名は737 MAXだとか。つまり、737の後継機ですね。

リリースに乗っているイメージを見ると、787の様な後ろにぎざぎざの付いたエンジンが付いています。また、イメージの機体の翼面はなんか細く見えます。今の737のようなウィングレットも付いています。

シリーズ構成としては 737 MAX 7、737 MAX 8、737 MAX 9となるようです。それぞれ、今の737-700/800/900に該当するのでしょう。プレスリリースによると「最大限(MAX)の効率と信頼性と居住性を提供」と謳っています。でまあ、要はエンジンを新しいものに変えるという話のようです。機内のインテリアも改善し、頭上の収納スペースが大きくなって、787の様なLED照明を採用するようです。

また、同時に既存の737のエンジンを乾燥するというリリースも出しています。5つの航空会社の496機のエンジンを換装するようです。具体的な社名は上がってないようですが、会社数と機数から見て、1社はまず確実にサウスウエスト航空*1でしょう*2。単純な数合わせで考えると、アメリカンまたはコンチネンタル、ウェストジェット、アラスカ、デルタ、SAS辺りでちょうどいい感じなんだけど。

別の記事によれば、アメリカン航空が100機の737と160機のA320のエンジン換装を発表しているとのこと。アメリカン航空は所有する737NGが150機なので、すべてを置き換えるわけではないということのようです。というわけで、496機のうち100機はアメリカンとして、残りは結局現時点では不明のようです。

*1:2010年末の時点で737-700を300機以上保有している。

*2:でも、残りが4社で100機程度になってしまうので、もうちょっと中堅どころかも。