地下鉄トンネルにケータイ基地局は必要なのか?

なにやら、東京都営地下鉄東京メトロの地下鉄のトンネル内が「圏内」になるようにする方向でケータイ各社がまとまったらしい。でも、これ本当に必要なんですかね。

もちろん、そういう所でも使えた方が便利なのは確かですが、使えた方がいいのと、使えなくちゃいけないのとは全然違う話。最低でも200億円は掛かるだろうというコストをケータイ会社が負担するとのことで、どうせ、どっかの会社はこんな時だけシェアがどうのとか言って、利用者数頭割で分配とか言い出すんじゃなかろうか。光の道とやらで一緒で、要は他社に金を出させてただ乗りしたいと言うだけなのでは。

まあ、その辺の憶測はともかくとして、全路線をカバーなんてのはむちゃくちゃだと思うのですが。何が何でも全域カバーなんてムダの極地で、工事しやすいところで金もあまりかからないところだけ付ければいいじゃない、と。だって、都区内だって電波が弱くてうまく通信できない所なんて、いくらだってあるでしょうに。地下鉄だってそれでいいじゃない。

だいたい、絶対、通話する奴が出てくる。これは間違いない。で、基本トンネル内で騒音が多い地下鉄だと、でかい声で話そうとするから、地上の電車以上に問題になると思う。