iPadがDSに取って代わる??
ついに発売されたiPad。日本でも大人気としたい方々がたくさんいらっしゃる様で。でも、一部の熱狂的な人が2000人くらい*1集まっただけ? まあ、当初は日本では流行らないかと思っていたアイフォーンも、割と見かける様にはなりました。と言っても、電車の中で10人ケータイをいじってる人がいたら2人か3人くらい? まあ、シェア2、3割を単一機種が占めるとなれば、やはり存在感はかなりのものでしょうか。
で、iPadですが、さすがに(物理的な)存在感はでかいですが、さすがに電車内であれを使おうという人は少ないと思うので、アイフォーンみたいに「最近増えてきたな」みたいな実感の仕方はできないのかもしれません。
そんななか、iPadが出たので任天堂の時代は終わったという意見があるとか無いとか。うーん、確かにゲームプラットフォームとしても面白いハードではありますが、WiiやDS、PSPと比べると、現状ではかなりお高いハードですよ? お子様がランドセルからiPadを取り出す、なんて世界はさすがにちょっと想像できません*2。そうすると、おじさん層が買う? 買ってゲームする? これも難しいんじゃないでしょうか。
アイフォーンについては、一応、あれで通話もできるのでケータイ電話代わりに使えるわけです*3。でもiPadは無理ですね。まあ、アイフォーンでもBluetoothのヘッドセットで通話している人を知人で一人知ってますから、そのノリでiPadでもできなくはないでしょうけど、ちょっとシュールな感じがします。いっそ、敢えてiPadをケータイ電話としてバリバリ使って欲しい気もしますけど(笑)*4。まあ、冗談はともかく、ケータイ電話の置き換えなり得ないiPadは乏しいお小遣いのお父さん、旦那さん方にはなかなか手が出せない様な気がします。
そうすると、iPadが流行るかどうかはとりあえず置いておくとして、WiiやDSに取って代わる様な事態になるとはあまり思えないのですよね。iPadの価格が2万円前後になれば別ですけど。
あとはまあ、そろそろAppleも盛りを過ぎる頃かな、という気もします。何も難しい話ではなくて、どんなに好調で、この先も何の問題もない様な感じに見えても、人にしろ企業にしろ、浮き沈みというのが絶対ある、というのが個人的な経験則です。一時のどん底から這い上がったAppleも、そろそろ勢いが衰え始めてもおかしくない頃かな、と思ってます。そのまま凋落していくのか、一時的な衰退でまた持ち直すのかは、当のAppleしだいかと思いますけど。少なくとも、ジョブス後のAppleってのがどうなるのか。