口蹄疫問題

ネット上での政府批判に対して、それを叩くような動きがあるようです。確かに、一部行き過ぎた批判や事実誤認もあるようです。まあ、仮に批判が誤解として、そのような事態を招いたのもひとえに現政権の人徳(党徳?)が招いたような気もしますが。政治不信という言葉がありますが、現政権に対する党不信がかなり高いということです。どちらにしろ、政府とか役人のやることなんてこの件に限らず、正しかろうとそうでなかろうと叩かれるものですけど。

現在の政府の対応もまったく問題がないという主張もありました。現に苦しんでいる方々の前で胸を張ってそう言えるのか、甚だ疑問に感じるところですが。今の状況は口蹄疫発生を想定したシナリオの範囲内だとのことで、それならそれでよいのですが、本当にそうであることを祈ります。それはこの1ヶ月、2ヶ月くらいで見えてくることだとは思いますが、どこかの政権のいつもの発言のようにその場しのぎの嘘でなければよいのですが。

でも、風評被害を防ぐために大規模な対策本部を置かなかったというのは正直よく分かりません。風評を防ぐためにきちんと対策をしていることをアピールしなければならなかったのでは。

まあ、誤解なら誤解でそれを質そうというのはよいのですが、一部でそのために現地の農家の方々や宮崎県当局、知事を貶めるような発言が行われているのは残念です。現地の農家の方々を自業自得と批判する声もあるようです。それが本当なのかどうかは分かりませんが、どういうことだろうと現に苦しんでる方々が居るわけで、政府に対する配慮はするのにそういう方々への配慮はできないのか、とちょっと暗い気持ちになります。

最終的には責任の所在を明らかにするとしても、現時点ではそれぞれのできる事をめいっぱいやる時期かと思います。

宮崎には何度か行っていますし、1泊だけですが泊まったこともあります。冷や汁とか結構好きだし、鶏好きなのでチキン南蛮とかも空港の食堂でよく食べます。飫肥天もよかったです。早いこと事態が収束して、また宮崎に遊びに行けるようになってもらいたいものです。今年の新田原基地航空祭が開催されるなら、久しぶりに行きたいところです。