津波警報

朝、起きたときに気象庁の人が会見をしていたので何かと思ったら、昨日のチリの大地震による津波に関する警報が出るとか。しかも、東北地方の青森〜岩手辺りで17年ぶりの大津波警報が出るとか。

そんなわけで、9時半過ぎくらいに大津波警報津波警報が出ました。横須賀も東京湾内と相模湾にそれぞれ津波警報が出ました。夜には注意報に切り替わりましたが、日付が変わっても相変わらず注意報が出ています。

その津波警報に関連して、昼くらいから横須賀線の逗子以南も止まってしまいました。まあ、横須賀駅から田浦に向かってすぐのトンネルを抜けたところ辺りは、自衛隊の桟橋のすぐ近くですから、まあしょうがない面はあるでしょうか。あるいは、久里浜辺りも平作川に近いので、その辺りも考慮したのかもしれません。

で、今回の横須賀線の運休については振り替えはありませんでした。横須賀駅で聞いたときは、さも当然というように「振り替えはありません」とさらりと言うので、なんだか国鉄時代に戻ったのかと思いました。普通、思って無くても「もうしわけないですが、今回は振り替えは行っておりません」くらい言うものだと思うんだけど。いや、若い駅員ならしょうがないけど、そこそこ責任のありそうな年齢の駅員だったんですけどね。何で知らないの、って感じで言うもんだから呆れました。
これと話してもしょうがなさそうなので、逸見駅経由で京急で横浜に行った後で、横浜駅の案内所で「今回は何で振り替えがなかったのか」と聞いてみました。そしたらまあ、上の者に聞かないと分からないと言われました。まあ、あまりそういうこと聞く人は居ないのかもしれないですが、そういうことをきちんと伝達しないんですかね。
しょうがないので上の者という人に聞こうとしたのですが、なにやらクレーマー爺さんの対応中で、なかなか空きません。振り替えしないのは分かったから立て替えろとか阿呆なことを言ってます。しばらく待ってようやく空いたので聞いてみました。
結局、今回は津波なのでたとえ振り替えて京急に乗った乗客が津波に巻き込まれてしまう可能性があるから、JR東日本として振り替えは出来ない、のだそうです。
まあ、正直、それは理屈が通らないでしょうと思ったのですが、議論してもしょうがないので、そうですかと聞いておきました。詭弁だと思う理由は以下です。

  • 結局、乗客は自腹で京急を使うわけで、JR東日本としてはそれは自己責任でしょと言いたいのかもしれませんが、責任逃れじゃないの。
  • 台風や地震、あるいは降雪では振り替えを行っているわけです。上の論で言うなら、台風で振り替えた先の京急で崖崩れに巻き込まれたらJR東日本は責任をとってくれるのか。津波警報は来るのが分かってるが、崖崩れが起きるのかは分からない、と言うのでしょうけど*1

*1:最近は、大雨の時などにそういう情報が出ることがありますね。その場合、やはり振り替えなし?