オリンピックなんかよりも宇宙開発に投資すべき

今日のWBSを見ていたら、オリンピックの東京招致の話を取り上げていた。都は財政がよいのだそうな。なるほど、いつの間にか黒字になったらしい。もっとも、歳出は増える一方なので、企業収益の悪化の影響で再赤字突入は目前なのでは? そんな時にオリンピックとか、能天気なことで。

番組中でも東京都は元気と言っていたが、一方で、地方は大変な状況とも言っている。そんな状況で、都だけがうれしいオリンピックとか何を考えているのやら。やはり、都への一極集中をどうにかしないと日本はだめになる一方なのでは。

日本は科学技術立国と言われているが、それはもう過去の話になってきている。なにしろ、理系離れが叫ばれて久しいですが、未だ対策は何も取られていません。物作りの現場も空洞化してひどい状況です。スポーツ、文化も重要でしょうが、日本が今後も科学技術立国でやっていこうとするのであれば、どこに投資すべきでしょうか? 東京都の人口なんて日本の人口の1割に過ぎません。残り9割に埋もれた人材にこそ投資すべきでしょう。海洋国である日本が活路を求めるとすれば、海底資源か宇宙開発です。

今こそ、オリンピックの名よりも、技術立国復活の実を取るときでしょう。