戦国好きは内線賛美者?

ケータイ国盗り合戦の足跡を辿ってある人のプロフィールを見ていたら、戦国好き=内戦賛美者は紛争地帯に行け、とかいうことが書いてあった。ケータイ国盗り合戦参加者の全てが戦国好きとは言わないが、そこそこの数のそういう人が居るだろう事が分かっているところで、わざわざこういうことを書く人が居るんですね。

その方は所謂乗り鉄らしく、国内の鉄道の乗り潰しをやっているらしい記述がありました。もし車内に「必要もないのにムダに鉄道に乗りに来る方は迷惑です」と書いてあったらどう思うのでしょう。運賃を払ってるから問題ない、とでも言うのでしょうか。

まあ、昔からこの手の短絡思考はよくありました。戦闘機、軍艦、戦車とか、あるいはウォーゲームの類が好きな人間は戦争賛美者、みたいな。あるいは、格闘ゲームが好きだと街中でいきなり乱闘を始める、とか。日本刀が好きな人は辻斬りですかね。

鉄道ファンに色々あるように、戦国好きだって戦国時代という状況で生きた人物が好きという人が居れば、城が好きという人もいるでしょう。まあ、内戦状況の空気みたいなものが好きという人もいるかもしれません。それを十把一絡げで紛争地域に行ってこい、というのも乱暴な話です。戦争に関わるものを否定すれば平和主義者だとでもいうのでしょうか。孫子の兵法なんかは別に戦争と関係ない人にも物事の考え方の基本として支持されているわけですが、そういう人達も内戦賛美者*1なんですかね。

*1:孫子の場合、内戦じゃなくて国対国の戦争と言うべきかもしれないですけど。