道東紀行・2日目

摩周湖

2日目は昨日とうって変わって青空が見えます。予報では曇りでしたが、晴れ間が見えます。朝食前に湖畔に出てみましたが、一部に雲がかかっているものの、はっきりと対岸が見えます。
食事後、まずは摩周湖を目指します。霧の摩周湖と言いますが、途中の道ではどこから流れてきたのか霧がかなりかかっているところもありました。はれてるところははれているんですけど、かなり差が激しかったです。
つづら折りを上って到着したのが第3展望台。建物などはなく、展望台だけがあります。ここから湖面を見たのですが、すばらしかったです。湖面に一部霧がかかっていましたが、それがまた雰囲気を盛り上げます。青い湖面がきれいに見えます。すばらしい景色です。
次に道なりに進んで第1展望台に到着。こちらは土産物屋などもある立派な展望台です。個人的には風景は第3展望台の方がきれいだと思います。なお、第3展望台は車上荒らしが多発しているという張り紙が第1展望台にありました。湖の景色に見とれてあまり長時間車から離れないようにした方がよいようです。

風蓮湖

摩周湖を出た後は、国道243号線に出て別海経由で厚床を目指します。そうして辿り着いたのが道の駅・スワン根室44。風蓮湖のほとりにあります。冬には白鳥が渡ってくるようですが、今は静かです。ただ、ここから根室市街へ向かう途中で野生の丹頂鶴を見かけました。

納沙布岬

根室市街を通過して、東端の納沙布岬に到着しました。途中、流れてくる霧がかなりのもので、気温も急激に低下しました。昼食にラーメンを食べている間にも霧は悪化し、四島の架け橋のモニュメントから納沙布岬灯台までもかすんで見えます。灯台からは音(霧笛)を鳴らして航行する船に注意を促します。海上保安庁の巡視船も沖を行き来していました。そんな状態なので、対岸はほとんど見えず、かろうじて陸地のようなものが見える状態でしたが、いまいちどの島かよくわかりません。国後島でしょうか。
なお、霧笛の迫力はかなりのものです。音が振動だと言うことを肌で感じられます。と言うか、鳴るとわかっていても鳴った瞬間に心臓が止まりそうになります。灯台のすぐ下には2003年に座礁したロシア船の残骸が残っています。当時は船の形をしていましたが、今となってはもう鉄くずにしか見えません。

根室車石(花咲岬)

納沙布岬を出て、今度は花咲港近くにある車石へ。ここにも灯台があります。納沙布岬同様に霧笛のスピーカーもあります。この辺りも霧が流れてきていましたが、無敵は流れていませんでした。周辺にカモメだか海猫だがかたくさんいて、結構近くまで近寄れます。対岸の岬の辺りも霧に埋もれていました。

琵琶瀬展望台(霧多布湿原)

花咲から厚床を経由してさらになんかして、霧多布湿原の近くの琵琶瀬展望台に来ました。ここも霧の中です。湿原の方はかろうじて見えます。展望台自体よりも、少し離れた横断歩道のそばの方が景色が良さそうでした。晴れていればすばらしいのでしょうけど。

厚岸グルメパーク(道の駅)

釧路市内へと戻る途中、厚岸の道の駅に立ち寄りました。ここは高台にあって、展望台もあるので、厚岸の町を一望できます。ここではアイスをパンで挟んで焼くという不思議なお菓子を食べました。パンはデニッシュ風味でほかほかでおいしく、その中に冷たいアイスが入っているというなかなかおもしろいものです。

釧路市

釧路市内に戻ってレンタカーを返却。ひとまずホテルにチェックインします。その後、幣舞橋の近くにあるフィッシャーマンズワーフMOOに行って、土産物を物色した後、2階の屋台街で色々食べました。ざんぎや牡蠣、焼き鳥、ほっけ焼き、ツブ貝焼き、馬刺しなど。

そういえば、根室ケータイ国盗り合戦の国盗りするのを忘れてました。ちょっと残念。今回の旅行で今日までに新しく獲得したのは釧路だけです。