弘前城紀行

羽田まで

横須賀線YCATからのバスで羽田へ。YCATからの空港バスは、途中で故障車があって遅れが見込まれると言っていましたし、実際にちょっと渋滞に巻き込まれましたが、大きな遅れはありませんでした。空港に着いた時点では、離陸が34R、着陸が34Lだったのですが、実際に自分が離陸するときには離陸が16R、着陸が16Lでした。

羽田-秋田

ANAの羽田発秋田行873便は68番ゲートから。つまり、南ピアノ先端です。バス到着城に近いA検査場から入って、延々と歩いて68番ゲートまでだいたい10分くらいかかりました。

68番ゲートから搭乗して左舷後方に着席。今日の機材はボーイング767-381でJA8289。定刻から3分遅れでドアクローズ。いつもなら「キャビンアテンダント、ムーブ・セレクターレバー・アームド」と思いっきり日本語っぽい発音で言うのですが、今回は「キャビンアテンダント、パワー*1?・フォー・デパーチャー」でした。変わったんでしょうか?

その後、離陸まではスムーズに進みましたが、9時18分に16Rから離陸しました。すぐに左旋回して、TDRを左下に見下ろしながら、川沿いに内陸部を飛行します。ここのところ西の方ばかり行っていたし、久しぶりに北に向かった札幌・新千歳へのフライトは夜だったので、ちょっと新鮮です。新千歳行きならば太平洋岸に近い方を飛びますが、秋田行きなので福島など内陸部を飛行します。鳥海山を見下ろしながら降下し、東側から秋田空港に着陸したのが10時9分で、若干の遅れで到着しました。


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リゾートしらかみ3号

秋田空港から秋田駅までは空港バスで移動。およそ、30分くらいだったでしょうか。駅前探検倶楽部では所要20分となっていたかと思うのですが。秋田駅からは快速リゾートしらかみ3号に乗車。適当に窓側A席で指定席をとったら、1号車1番A席でした。秋田から東能代までは一番後ろで、東能代から先は先頭になります*2

車両は特製のディーゼルカー3編成のうち、くまげら。窓が大きく、見晴らしがよいです。A席は五能線内で海側となります。東能代から五能線に入り、滝ノ間辺りまで来ると、車窓に日本海が見えてきます。岩館-大間越間は途中速度を落として景観をゆっくりと楽しめるようになっています。

途中、千畳敷で10分の停車時間では、皆外に出て千畳敷海岸に出ていました。鰺ヶ沢からは津軽三味線の生演奏があり、三味線演奏を3曲と、民謡を1曲やって五所川原で降りてゆきました。

終着の弘前に15時50分に到着。秋田から4時間45分の旅でした。


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弘前城

弘前からは歩いて弘前城へ。現存12天守の一つにして、東北で唯一*3現存天守*4です。

今まで行った現存天守彦根、犬山、松山、宇和島は土足厳禁でしたが、この弘前城はシートが敷いてあるので土足で入るようになっています。元々の天守が落雷で消失したため、隅櫓を改修したとのことで、3層のこじんまりとした天守です。弘前は桜が有名ですが、もうだいぶ葉が出ていて、花が散っていました。一部、しだれ桜や緋桜などが残っていました。岩木山の向こうの夕日を眺めてから、駅の方に戻りました。

途中、イトーヨーカドーPSP用USBケーブルを購入。別にPSPにつかうのではなく、GPSロガーの予備電池を忘れてきたので、充電用にミニUSBのケーブルが欲しかったのです。


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弘前-青森

弘前から普通電車で青森へ。時間はおよそ40分ほど。ずっと立ちっ放しでした。


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青森

青森到着後、まずは宿に入りました。その後、夕食をとるために町に出て、ぐるっと回って、宿の前の食堂で食事。ホタテウニ丼とかさえび(しゃこ)を食べました。

*1:ちゃんと聞き取れなかったので自信がないです

*2:川部からまた最後尾になります

*3:あとは長野の松本城と福井の丸岡城って、東日本かな?

*4:現存天守とは、江戸時代までに建てられて、その当時のままの姿を残す天守閣です。