北九州・山口、食の旅

羽田まで

いつも通り横須賀線で横浜に出てから、YCATからバスで羽田空港へ。いつも通り往復切符を使った。第1ターミナルで降りて送迎デッキへ出た。今日の羽田は北よりの風、34R離陸、34L着陸。曇ってはいたが視程はよく、遠くに冠雪した山並みも見える。ただ、富士山は見えなかった。そこでしばらく撮影。

待合い時間が近づいたので、地下の連絡通路で第2ターミナルへ移動。B検査場から中に入ってから機内で食べる昼食用のメンチカツ三度を購入。山口宇部空港行きANA693便は69番搭乗口から。69番はターミナルの一番端にある。いっそバスで飛行機のところまで移動した方が早いという辺境の地。

羽田-山口宇部

今年1回目のフライトは、ANA693便、羽田発山口宇部行き。機体はB767-381で登録番号はJA8273。定刻2分前にドアクローズして、1分過ぎにプッシュバック開始、5分過ぎにタキシング開始、11分過ぎに34Rから離陸。座席は真ん中付近の中央3列に3人で。曇っていたこともあってどこを飛んでいたかはよくわからないが、どうやら、川崎辺りから内陸を飛んで、富士山を左に見下ろして飯田、姫路、山口宇部のコースだった模様。東からの風のため、一旦、山口宇部空港の上空を通り過ぎた後、Uターンして滑走路07に定刻1分前に着陸。

宇部-小倉

空港からは下関行きのバスに乗った。山口宇部空港から下関までは1時間ちょっとかかる。バスはがらがら。下関に着いてからは、コインロッカーに一部の荷物を預けてJRで関門トンネルを抜けて小倉へ。小倉からはモノレールに乗って片野駅へ。ここには有名な久留米ラーメンの店、魁龍がある。どとんこつを売りにしている豚骨ラーメンの店なので、店にはいるともう豚骨のにおい。いや、それどころか店に入る前から豚骨のにおい。そこへ向かう途中の道すがらですでに何となく臭ってくる。
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ここではラーメンを頼んで食べた。九州豚骨ラーメンらしい濃厚スープに固めの真っすぐな細麺。おいしいのだが相変わらず健康には悪そうだ。隣で食べてたおじさんはスープを飲み干したようだったが、こちらはさすがにそこまではできなかった。590円也。
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小倉-門司港

モノレールで小倉まで戻り、JRで門司港まで。門司港駅からちょっと行ったところにある瓦そばの店が目的地。瓦そばは瓦の上で茶そばを焼いて食べるもので、川棚温泉の名物といわれている。なんでも、西南戦争で薩摩軍が戦場で瓦を使って焼いて食べた話が元になっているとか。県内では「焼きそば」と呼ばれることもあり、何も知らない県外人が頼んでからびっくりすることがある、とかWikipediaに書いてあった。が、写真くらいあるんじゃないかと思わないでもないでもない。

瓦そば自体はなかなかおいしかったです。あれ、普通のそばではだめなんですかね。そばを焼いて食べるというのもいいかもしれない。
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門司港-下関

門司港からは船で下関に抜けることにした。門司港から下関の唐戸までは5分。ただ、桟橋に接岸している状態から船はかなりの揺れ。波が高い上に船自体もそんなに大きな船ではないので盛大に左右に揺れる。まさにローリング。一定の揺れではなく、かなりランダムに変動する。これはかなり来た。走り出してからも盛大に揺れる。今度は左右のローリングだけでなく前後のローリングも加わる。前を横切る貨物船に突っ込むように爆走する。5分だからよいが、これで30分も乗ったら確実に昇天できそうだ。

唐戸に着いてからは唐戸市場を眺めて回った後、今晩食べる店までちょこっと歩くことにする。

店は下関の「やぶれかぶれ」という店。実は今日のANA便のスカイビジョンで下関の特集をしていて、この店も出てきた。ついでに瓦そばの店も出てきた*1。店に着くと満席と書いてあったが、ちょうど1組出てきたところで待たずにはいることができた。
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ここでそれぞれふく*2のセットを注文する。ここの売りは不虞を焼き肉のたれをつけて焼く「鉄焼き」。これが意外においしい。他の魚でもやってもいいのかもしれない。


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下関-新山口

ふぐの店を出てから歩いて下関駅へ。ここから新下関経由で新幹線で新山口まで。新山口は小郡のこと。大昔に来たときには小郡だった。今日の泊まりは新山口


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*1:今日行った門司港の店ではなく、川棚温泉にある本店の方。

*2:下関では「ふぐ」を「ふく」と呼ぶ。